パソコンはDynabook T65/Hです。
スペック的には Core i7-8550U、メモリ4GB、HDD 1TB、Windows10(64ビット)です。
メーカーに問い合わせたら「リカバリー」を勧められて実際にリカバリーを行ったそうですが、それでも状態は変わらず遅いそうです。
リカバリーしても状況が変わらないということは、ハード的な不具合・・・特にHDDが怪しそうです。
とりあえず電源を入れてみると・・・メーカーロゴの表示の後、真っ黒な画面になりその状態が数分続きました。
やっとデスクトップ画面が表示されて、WordやEdgeのアプリを立ち上げようとしても、暫く待っていないと立ち上がってきません。
このスペックのパソコンならもう少し速く動くはずなのですが・・・
去年、DynabookのT45で同じような現象のパソコンがあり、HDDなどは「正常」だったのですが、SSDに換装したら速くなった事例がありました。
Dynabook T45 起動に時間がかかる - パソコン便利屋 どらともサポート ブログ
今回もHDDをチェックしましたが「正常」で問題ありませんでした。
ずっとディスクの使用率が100%で貼りついています。
お客様に・・・HDD(ハードディスク)をSSD(半導体ディスク)に換装すれば、速くなる可能性があることをお伝えしました。
すると・・・パソコンを買ったお店で「5年保証」に入っていて、まだ保証期間中なので、一度お店へ持って行ってみます・・・とのことでした。
もちろん保証で直るのであれば、それがベストです。
一週間ほど経って、そのお客様から電話がありました・・・お店へ持って行って調べてもらったが、異常は確認できないということで、保証対象にならなかったそうです。
確かにチェックしても、エラーや異常は確認できないのですが・・・スペックからすると遅すぎます。
1TBのHDDに対して、ほとんど容量を使用していない(リカバリーしたから?)ので、500GBのSSDに換装し、さらに64ビットOSでメモリー4GBでは十分ではないので、4GBメモリー増設して8GBとすることを提案し了解をいただきました。
T65/Hは底面のネジを全部外し、光学ドライブを取り外してから、底面カバーを外すことができます。
メモリーカバーの中にもネジがありますので、外すのを忘れないように注意が必要です。
500GBのSSDへの換装を行いました。予め1TBのディスクにクローンを作成し、そのクローンディスクを500GBに収まるようにパーティションサイズの編集を行い、さらにその状態で500GBのSSDへクローンを作ります。
SSDは、どらともは最近はCrucialのMX500シリーズを使っています。7mm→9.5mmの変換スペーサーが付いているのもうれしいのですが、何よりも動作が安定していて、実際に換装して動作させると価格の割に速くWindowsやアプリが動作するように感じます。←あくまでも個人的な意見です。
SSDへ交換して、さらにメモリーを4GB増設して元に組み上げました。
電源を入れてみると・・・はやり起動や動作が明らかに速くなりました。タスクマネージャーでディスクの使用率を確認しても、起動後すぐに落ち着きます。
CPUやメモリーが高速化しているのに、HDD(ハードディスク)だけは高速化していなくて(実際はしていないわけではないのですが、その進歩が小さい)、他のCPUやメモリーの動作の足を引っ張ってしまっているみたいです。
実は、このT65/Hの他に、T65/G、T55/Cが、Windowsの起動やアプリの動作が遅い、現象としては前回のT45や今回のT65/Hに似た現象ということで、HDDからSSDへの換装待ちで事務所にあります。(順次こちらのブログに書きます)たまたまなのか、このシリーズ独自なのかはわかりませんが、HDDの状態は「正常」なのに、パソコンの動作が遅いという現象は、頭を悩ませてしまいます。
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