ホームページの作成・編集はホームページビルダーで行い、サーバーへの転送は「FFFTP」をお使いでした。ホームページビルダーにも「転送ツール」があり、転送できるのですが・・・転送は「FFFTP」を使っているかたが結構いらっしゃいます。確認すると・・・転送は今まで通り「FFFTP」で行いたいとのことでした。
FFFTPで転送操作を行うと・・・特にエラーも表示されずに、転送が完了しますので、FTPに関する設定が間違っているようではありません。
ホームページビルダーで、サイトを開いてもらいページを確認すると・・・確かに内容は新しくなっているのですが・・・
FFFTPで実際のサーバにあるファイルを確認してみると・・・更新日時などが古いままです。
そこで、両方のソフトの設定をよく調べてみると・・・
FFFTPは、デスクトップにあるホームページ用フォルダーを転送元に設定してありました・・・が、ホームページビルダーの作業フォルダーは、共有フォルダにあるホームページデータ用のフォルダーを指定してありました。
確認すると・・・確かにデスクトップと、共有フォルダーの両方に、ホームページのフォルダーがあります。
この設定だと・・・ホームページビルダーで、共有フォルダー内にあるホームページのフォルダー内のデータを修正しているのですが、実際のFTP転送は、何も変更を行っていないデスクトップにあるホームページのフォルダーを転送していたことになります。
これだと、いくら更新しても、サーバのデータは更新されません。
2ヶ所でホームページデータを保存するのは、バックアップの意味でもよいことなのですが、修正箇所と転送元は同じ場所にしておかないといけません。
お客様とご相談して、デスクトップにある「ホームページ」フォルダーを正式な場所にするとのことでしたので、共有フォルダー内の「ホームページ」フォルダーをデスクトップにコピーして、ホームページビルダー・FFFTPの設定を行いました。
これで転送を行うと、サーバーのデータが更新されました。
バックアップの意味で、定期的にデスクトップの「ホームページ」フォルダーを共有フォルダーにも保存することをお勧めしました。
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