昨年の今頃もこのような「お知らせ」がサイトに表示されたり、郵便でも同内容の「お知らせ」が届きました。
どらともは、昨年の2月にフレッツ・光プレミアム→フレッツ光ネクストの切り替えを行いました。
現時点では、フレッツ・光プレミアムは2019年1月31日に提供を終了と発表されています。提供が終了してしまうとインターネットが使えなくなってしまうので、その前にフレッツ光ネクストへ切り替えておく必要があります。
あと1年弱の期間がありますが、直前になると混雑する可能性があるので、余裕をもって切り替えたほうがよいと思います。
昨年どらともが行った切り替えは以下のような作業でした。
フレッツ光ネクストへの切り替えを申し込むと、工事日を決めます。工事といっても、宅内での作業は発生しませんでした。
工事日の前に、ゲートウェイが送付されてきます。
工事日に、まずCTUとVoIPを取り外します。この時一旦ONUの電源も落としたほうが良いみたいです。
ONUとゲートウェイをLANケーブルでつなぎます。今までの電話線やパソコン(ルーター)などのLANケーブルもゲートウェイに接続します。
ONUの電源を入れて暫くしてから、ゲートウェイの電源を入れます。ゲートウェイの光電話のランプが点くまで(5分くらい)待ちます。ランプが点いたら、プロバイダー情報の設定を行います。
ここでNTT西日本から送付された書類とプロバイダーから送付された書類が必要となります。これらの書類は重要なので大切に保管しておいてください。よくプロバイダーからの接続情報の記載された書類をなくしてしまったというお客様がいらっしゃいますが、パスワードなどを含んだ情報ですので、再発行や再通知も手間がかかってしまいます。
プロバイダーの設定が完了すればPPPランプが点灯してインターネットに接続完了です。
取り外したCTUとVoIPは、同梱されてきた封筒に入れて、郵便局へもっていき返却しました。
光電話を契約していない場合は、現状ONU-CTU→パソコン(ルーター)という接続になっていると思いますが、CTUを返却してしまい、ゲートウェイは送付されないようです。つまりフレッツ光ネクストになると・・・ONU→パソコンという接続になります。今までのCTUにはルーター機能がありましたが、ONUだけになってしまうとルーター機能がなくなってしまい、ONU→パソコンといった接続になり、パソコンが1台しか接続できなくなってしまい、またネット接続の操作がパソコン側で必要となってしまいます。
なので実際には、ルーターを用意してONU→ルーター→パソコンといった接続が現実的になります。
フレッツ光ネクストへの切り替えるユーザー側のメリットは、回線速度が速くなることが挙げられます。(基本的に料金はそのまま)
フレッツ・光プレミアムの速度は100Mbpsですが、フレッツ光ネクスト隼の場合1Gbps(およそ1000Mbps)の回線速度になります。数値では約10倍のスピードアップですが、あくまでも理論値であり実際の実行速度は、もっと遅くなってしまいます。
それでも、回線速度が速くなる方向への切り替えなので、スピードアップの期待ができます。
ただし、回線速度が速くなっても、パソコンが古かったり(スペックが低い)、ルーターのLANポートが100Mbpsまでしか対応していないと、高速化を体感できない場合もあります。
よく水道管に例えるのですが・・・一番細い水道管(一番性能の低い機器)で、水の流量(ネット閲覧の速度)が決まります。
フレッツ光ネクストへの切り替えについて、不安がある場合はお近くのパソコンサポート屋さんへ問い合わせてみるとよいと思います。
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