ノートパソコンNS150/Hです。電源を入れてみると・・・
うん?これは液晶パネルが割れてしまった状態です。Windowsの起動音がしますのでパソコン自体は動作しているみたいです。
念のため、どらともの車からディスプレィを持って来て、ノートパソコンの外部映像出力につないでみたら・・・きちんと画面表示されて、操作できます。
これだと割れてしまった液晶パネルを修理するのではなくて、新品の液晶パネルに交換して対応するかたちになります。
お客様に、概略のお見積を提示し、了解いただきました。液晶パネル自体は、海外からの取り寄せのことが多いので、その場合は部品の入荷に時間がかかることもお伝えしました。
液晶パネル交換の場合・・・基本的には、分解して使われている液晶パネルの型番を調べて、同型番の液晶パネルを手配します。
これは、同機種でもロットなどで使われている液晶パネルの型番が異なることが稀にあるからです。
今回のNS150/Hには「LP156WHB(TP)(GA)という型番の液晶パネルが使われていました。
しかし・・・この型番のパネルは見つかりませんでした。
この様な場合は、パソコンの機種名で液晶パネルを探します。
「NS150/H」用の液晶パネルだといくつか見つかりました。ただし、液晶パネルの型番は記載されていません。
そうなると、そこのお店を信用するしかありません。・・・とりあえず手配しました。海外からの発送のため、手配から1週間で届きました。
しかし、届いた液晶パネルの型番は
「LP156WHB(TP)(B1)」でした。最後の部分の表記が異なっています。
外観的には、全く同じように見えます。あとは光沢(150/Hは光沢タイプ)、非光沢の違いでしょうか。元々光沢液晶でしたので、非光沢だとNGです。
ケーブルの取り付け位置やネジ止めの位置も問題なく、取り付け完了し電源を入れてみました。
光沢液晶で、特に問題なくきれいに画面表示されました。
ノートパソコンの液晶パネル自体も薄くなってきていて、割れやすくなっています。特に小型モバイルノートではパソコン全体を薄くするために、その傾向が強くなります。モバイルノートもディスクのSSD化により、持ち運びによる振動や衝撃によるディスクの故障は減りましたが、液晶パネルの割れについては、注意が必要です。
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