パソコン便利屋どらともサポートブログ

動作の遅いパソコン　HDD→SSD換装とメモリ増設で対応しました

2021年08月01日

以前お伺いしたお客様から･･･ノートパソコンの動作がとても遅い。調べて欲しい･･･とご依頼があり事務所へ持って来てくださいました。

パソコンは、HP Pavilion dv7 CPU i5-3210 2.50GHz、メモリ4GB、HDD 320GB、Windows10 64bit（Windows7アップグレード）です。
動作が遅いので、新しくパソコンを買ったそうですが･･･今までのパソコンも、もう少し速くなるようだったら使いたいとのことでした。

とりあえず電源を入れてみました。暫く真っ黒の画面が続いたままです。やっとログイン画面が表示されて、パスワードを入力すると、また暫く待たないといけません。
デスクトップの画面が表示されましたが･･･動作が遅いです。EdgeやWordなどを起動してみても遅くて、忘れた頃に起動して、その動作も遅いです。
タスクマネージャーで確認してみると･･･やはりディスクの使用率がずっと100％のままです。電源を入れて10分程度経過して、少しずつ使用率が下がってきました。
ディスクの状態を確認しましたが「正常」でしたので、特にディスクの故障によるものではなくて、ハードディスク（HDD）のスペックが最近のWindows10の要求スペックに間に合っていなくて、使用率100%の状態が続き、全体のパソコンの動作を遅くしてしまっています。
メモリーもWindows10の64bitだと4GBでは、不足気味で8GBは必要です。（32bit版は、ビット数の関係で最大認識メモリ容量は4GBまでです）

お客様とご相談して、半導体ディスクSSD(500GB)に換装して、メモリーも4GB→8GBへ増設することになりました。

今回は、320GBのHDDから500GBのSSDへの換装でしたので、まずSSDへクローンを作成して交換し、その後パーティション編集ソフトで未割り当て領域をＣドライブに割り振り、容量を増やしました。

ここまでで問題ないことを確認しました。次はメモリーの増設です。
メモリーは、スロットが２つあり、そのうちの1つにPC3-12800の4GBのメモリーが1枚ささっていました。
そうすると、空いているもう1スロットに、4GBのメモリをさして8GBにすることにしました。

無事に8GBの認識ができ、メモリーテストも問題ありませんでした。

上記SSD換装、メモリー増設を行った後は、Windows起動やアプリの起動、動作が驚くほど速くなりました。
まだまだ十分使えるパソコンになりました。お客様も喜んでいらっしゃいました。

どらともサポートでは･･･ちょっと前のパソコンをWindows10へアップグレードして使っているが、最近Windowsの起動や、アプリの起動・動作が遅くなったと感じる場合、ハードディスク（HDD）の処理が間に合っておらず、タスクマネージャーで確認すると「ディスク」の使用率がずっと100%のままが続くような時は、半導体ディスク（SSD）に換装することで、動作が速くなります。
どらともでは、HDDからSSDへの換装時に、ディスク容量のアップやダウンにも対応可能ですし、丸ごとクローンを作成しますので、今までと同じ状態で使用できます。
ただし、元のHDDの故障（セクターエラーなど）で、動作が遅い場合は、故障の程度にもよりますが、全く同じ状況に換装できないこともあります。ディスクの程度が悪い場合は、取り出せるデータを取り出して、SSDにWindowsを新規インストールして、取り出したデータを戻すという場合もあります。

いろいろな場合のSSD換装に対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。