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日本メーカ製電解コンデンサを使用

最近気がついた(ちょっと時代遅れかな?)のですが、HUBやマザーボードのパッケージに「日本メーカ製電解コンデンサを使用」という表記を見かけることがあります。
そしてこんな説明が・・・「電源部に日本メーカ製コンデンサを使用し、高い信頼性を実現しています。」

このブログでも時々書いていますが、パソコンが起動しなくなる原因の一つに、マザーボードの電源部や電源ユニットの電解コンデンサーの液漏れや破裂があります。確かに今まで修理して壊れていた電解コンデンサーは、海外メーカ製でした。

ユーザーが製品を購入する際に、中の電解コンデンサーがどこのメーカーの物を使用しているかは当然判断できませんので、このような表示を行い少しでも安心してもらおうということでしょうか。

確かに一時、台湾製コンデンサーの粗悪品が出回り、マザーボードの電解コンデンサー破裂が問題になったことはあります。
しかし部品の信頼性もさることながら、基板設計も大きな要因だと思います。
放熱設計や、部品の耐電圧・耐電流・容量などの設計に余裕がなければ、製品としての信頼性は下がります。

信頼性のある部品を使うのは当然ですが、製品としての信頼性を上げる設計をして欲しいと思います。
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