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PC購入相談

時々お伺いしているお客様から・・・家で使っているパソコンの動作が遅くなったので、新しくノートパソコンを購入したい。このパソコンでどうか・・・とお問い合わせがありました。
パソコンの購入については、主な用途、必要な機能、予算などを考慮して決めるとよいです。

お客様からこの機種でどうですかというパソコンのスペックは・・・
Corei7 8565U、メモリ8GB、HDD1TB、15.6インチ液晶、OfficeH&B2019、ブルーレイドライブ、Windows10Home 64bit といった構成でした。

CPUは、第8世代のi7ですが、全く問題ないと思います。現在最新は第11世代です。当然新しい世代のCPUの方が性能的にはよくなっているのですが、第8世代(2017年11月発売開始)のi7であれば十分です。価格的にも下がってきています。
CPUの見極めで注意しないといけないのは、同じi7でも世代により性能も大きく異なることです。
例えば、第10世代のi7と第3世代のi7では、第10世代の方がおよそ3倍の性能と言われています。(このへんは、試験方法のよっても変わってくると思います)
中古のパソコンなどを購入する際に注意しないといけないのは・・・CPUがi7と表示してあっても、それが第何世代なのかも重要です。
よく世代を表示していないこともあるのですが・・・例えば第2世代のi7よりも、第8世代のi5のほうが高性能だったりします。
使われているCPUの詳細は、Windows10でしたら・・・スタートボタンを右クリック→「システム」を選択すると、デバイスの仕様の「プロセッサ」で確認できます。
IntelCoreシリーズでしたら、i3-2100のようにi3、i5、i7のシリーズ名のあとに、3~5桁の数字が表示されています。
数字が3桁は第一世代です(例:Corei7-875K)
数字が4桁の場合は、数字の一番最初の一文字目が世代を表します(例:Corei7-6700K・・・第6世代)
数字が5桁の場合は、数字の最初に二文字が世代を表します(例:Corei7-11700K・・・第11世代)

Core i7の第4世代CPUの例です。

ちょっと話がそれてしまいました。

メモリーはWindows10 64bitで8GBあれば十分です。よほど動画編集や、ゲームなどの用途でなければOKです。

ブルーレイドライブやOfficeは、必要とのことなので選択するしかありません。

気になるのは・・・HDD1TBです。
今まで使っていたパソコンの動作が遅くなったので、買い替えるとのことですが・・・ディスクがHDD(ハードディスク)ですと、CPUやメモリが十分であっても、実際に使うとHDDが動作の足を引っ張る形になってしまい、せっかくパソコンを新しくしても、思ったより速く動作しないということになってしまいます。
動作を速くするのであればSSD(半導体ディスク)を選択すべきです。もちろんHDDに比較してSSDのほうが割高になりますが、今回1TBの容量のHDDを選択されていますが、家で使うパソコンに1TBの容量は必要でしょうか?テレビの録画機能が付いていて、頻繁に録画を行うような場合は、1TBくらいの大容量のディスクが必要ですが、お客様はテレビ録画や動画の保存はしないとのことでした。
そうすると、1TBの容量を例えば500GB、250GBのように容量を減らしてSSDを選択すれば多少価格アップを抑えられます。250GBだといろいろなアプリをインストールしていくとちょっと心配なので、500GB程度のSSDがベストだと思います。

結果的に、お客様には、ディスク以外のスペックはこのままでOKなので、SSDディスク(できれば500GB)の機種を探してもらうことをお勧めしました。

HDDからSSDへの換装は、数多く行ってきましたが・・・換装後の速さの違いは、みなさん驚かれます。

せっかく新しくパソコンを購入する場合は、最初からディスクがSSD(半導体ディスク)の機種を選ぶことをお勧めします。
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