前回の話のつづきです。
その時に私が話したのは同じ輪番勤務についていた仲間のことです。
彼女はある日「私はあんたの町にある安寿さんのところへ行ってるのよ」と言います。有名な霊媒者です。
私は「そんなとこ 行きなさんな!」と言いました。すると彼女はしばらくして「私、行くのをやめたわよ・・・」と、まるで『そのあとどうしたらいいの』と聞いているような感じです。
「じゃ私の所へ来る?」と聞くと「うん」と言います。
一週間に一度集会をしていたので、来てもらいました。
そして、彼女はすんなりとイエス様を信じました。
そのあと彼女は話し出しました。
彼女の上のお姉さんが癌になり末期の苦しみの中で、いつも彼女に「殺してちょうだい」と頼んだそうなのです。
何も出来ないうちにお姉さんは亡くなりました。
そして今度は次のお姉さんも・・・
彼女はまた、そんなことを言われるかもと恐れと悲しみの中にあることを話してくれました。
それで「イエス様に祈ったらいい」と言いますと、お姉さんは宗教嫌いだと言います。
では、声に出さずに祈るように言いました。
彼女は本当にそれをやりました。
すると一週間もたたないのに癌が消えてしまったのです。
水を飲んでも吐いていたのに三日目から「おにぎりが食べたい」と言われ一日に一個食べ、そのうちに食事ができるようになり…退院してしまいました。
そしてそのことを見た主治医さんが頭の問題で仕事を休まれたと言います。
そのあとお姉さんは自転車に乗れるまでに元気になったのです。
でも、二年目にまた再発しました。彼女はもう怖くて祈れないと言います。
それで一週間に一度、病院に祈りに通いました。
二年前の回復が「イエス様に祈ったので・・」と言いますとお姉さんはイエス様を信じられました。
もう立ち上がることもできなくなっていましたが、「何を祈ってほしいですか?」と聞くと
「一人でトイレに行きたいので祈ってください」と言われました。
私は短く祈り・・
驚くことに、トイレに行くことができるようになりました。
最後はとても穏やかに逝かれたそうです。
この体験は決して忘れることができません。
その友達は信じたばかりでしたが、神様が憐れんでくださったのですね。