昨日、信仰の知り合いの告別式だった。
彼女とは40数年前から若いころは同じ町のパン屋さんとして知っていた。
その後(20年前)彼女のご主人が交通事故のため動けなくなった時
見舞いに行き、お二人がクリスチャンになったことを知り付き合いが始まった。
その付き合いの中でいろいろな人生があるのを知った。
彼女は小さい頃に両親を失いお爺ちゃんに育てられた。
が、とても明るい性格で、故郷の人たちに助けられ「あまり寂しくなかった」という。
無理をしているのではなく、そんな生活の中で喜んで生きてきたのだろう!
田舎ならばこそある温かさなのかもしれない。
私は胸から下が動かないご主人に「絵を描いて下さい」と言い
力のない手に筆を持つ道具を作ってもらうように勧めた。
彼はすぐに用意をして水彩画を始めた・・・
これまでは絵を描いたことがないという
しかし、何年かすると福祉祭りで「個展」をするまでになりました!!
そのご主人も10年前に亡くなり
彼女は一人住まいをしながらボランテァ・温泉通いを楽しみとても社交的だった。
私も何度か二・三時間深い話をしたものだ・・・
その彼女が急に死んだ!!
二・三週間前に「夜も昼も寝れないの・・・」と電話で聞いた。
昨年の12月中ごろから体調を崩していたらしい
私は「また、電話をしよう」と思い、その後かけたが返信がなかった。
「もう少ししたら・・・」と思っていたところに急の知らせを新聞で知ったのだ
アァ こうして人はこの世からいなくなるのですね!!
でも、彼女はもう痛みも苦しみも悲しみも無いところに行かれました
今日のみ言葉
しかし、神は私の魂を贖い
陰府(よみ)の手から取り上げて下さる (詩編49)