先日、絵画教室の仲間の方の人形展に行ってきた。
彼女は元教師の方で、退任した後15・6年間人形作りを習ったという。
お仲間に勧められご自分の家で個展を開いたのだ!
日本画もしておられるので絵も見ていただこうとの「コラボ展」である。
何しろ家もとても綺麗な平屋である。
あんな家なら”家で個展”も素晴らしいのだ・・・
彼女は最近伴侶を亡くしておられる。
何年間か(5・6年?)自宅で行政の助けを受けて明るく介護生活を続けておられた。
何度か病の名前を聞いたが覚えられないほどの難しい名の難病だった。
亡くされた後、子供さんたちも来たり、国際結婚をされた娘さんの住んでいる国に行かれたりと元気に生活をしておられる。
「伴侶を亡くしても大丈夫な人ですね~」と言われるという。
趣味があると、どんなことが起きても落ち着いて生きることができるのでしょうか。
私の姉も伴侶を亡くして”反省”の日々だが明るく生きている。
いつかはそんな日が来るのです。私はどうだろう???
霧の香 きりのか
はれる時の喜び
霧の香りという意味ではありません。霧が立ち上る様子を、お香の香りがたちのぼっていくのに見立ててこう呼ぶのだそうです。
~村雨の 霧もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕暮~
寂蓮法師
深い霧に立ち込められると、途方に暮れてしまいますが、その霧が晴れていくときの、なんとも言えない気持ちよさ。
その時こそさわやかな香りが匂いたちそうです。
美人の日本語より