宮城教育大学演劇部活動日誌

宮城教育大学演劇部です。日々の稽古の様子や公演の情報をお届けします!本学での公演を中心に活発に活動しています。

#66 終演!

2018年12月05日 22時13分07秒 | #66 紫苑色のアスター

こんにちは!
いよいよ12月に入り、2018年も締めくくりと言った感じですね。
改めまして、今回の公演にて演出・脚本を務めさせて頂きました、村上です。

さて、11/30-12/2の三日間にかけて行われた、宮城教育大学演劇部第24回本公演#66「紫苑色のアスター」が、先日、無事に終演致しました。




全4公演行われた今回の公演は、なんと初回以外ほぼ全公演が満員となり、何名かお断りさせていただいたお客様もいらしたほどでした。
本当にありがたいです。
沢山の方にこの劇を知って頂いて、観て頂いて、そして、ご意見ご感想を頂いたこと。
とても言葉には表せないほどに嬉しく、幸せなことだなぁと実感しております。


今回の公演を通して、座組全員が役者として、スタッフとして、そして一人前の大人として、成長したなと思います。
いつだって、人が成長する陰にはまた違う「人」の存在があります。
自分よりも演技経験が豊富な人、自分とは考え方が違う人、自分よりも視野が広い人、自分と似ている人…
様々な人がお互いに影響し合って、様々な人格や人生観・価値観が形成されていきます。
その過程で自分には無いものを吸収したり、自分の優れている所を発見したりして、人は「成長」していくのだと、今回の公演を作り上げていく中で実感しました。


難しいことを言っているようですが、何を言いたいかと言えば、「人と関わること」って、奥深くて面白いってことです。
当日パンフレットの挨拶でも書かせていただきましたが、私は、今回の脚本を書くにあたって、私の思う「人間のこういうところが好きだなぁ」と思うポイントを詰め込みました。
その上で、自分なりの「エモい」を追求しました。
「エモさ」とは何かというと、感情が大きく揺さぶられること。じゃあ人は何で感情が動くのかと考えた時に、「むき出しの感情」だろうなと思い至ったわけです。
人間の、人間による、人間のためのむき出しの感情こそが、最もリアルに、人の心に訴えかける力を持っているのではないかと考えました。

長いことだらだらと語ってしまいましたが、今回の公演を観た皆さんの心に、何か一つでも、それこそ小さな花びらひとつでも残すことが出来たのなら嬉しいです。


もうこれで、本当に終わってしまうんだなと思うと、やっぱり寂しい気持ちもありますが、それよりも今は、やり切ったという気持ちが強いです。
この劇に関わってくれた全ての人へ、この場を借りて感謝いたします。




それでは、公演後に座組と受付の先輩方で撮った写真をチラ見せして、締めくくりにしたいと思います。






こちらは仲良し1年生コンビ。雨の中の二人のシーンが私もお気に入りでした。



こちらは演出もお気に入りの、観客人気も高かったコンビ。二人の掛け合いが見れなくなるのは寂しいです。



そしてまたしても終演後も土下座をさせられる部員。劇中の彼の土下座は、観た人から「あんなにきれいな土下座見たことない」と称賛されておりました…



そして主演の2人。二人のシーンが心に刺さり、涙したというお客様もいらっしゃいました。圧巻の演技力でした。




こちらは役者陣。家族写真みたいで微笑ましいです。



そして座組!本当に、ぎりぎりの人数の中、助け合ってここまで来ました。ありがとう。




そして最後に、受付の先輩方と!!
お忙しい中、たくさんの方に支えて頂きました。本当にありがとうございました!



置き土産に、花言葉をひとつ。
紫のアスター『恋の勝利』

これからも、自分の好きの気持ちを大切に、宮教演劇部はもっともっと成長し続けます。
皆様の存在が励みとなり力となりますので、どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。
それではまた次回公演でお会いしましょう!


ありがとうございました!!!











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