銀座の劇場で、美輪さんの幻想的な世界を堪能してきました。
Kさんが、誕生日のプレゼントで誘ってくれました。
美しいものを羨んではならない。
なぜならば、その人々は
美しく生まれついたが故の
過酷極まる懲罰が課せられる
恐ろしい運命にあるのだから
それがこの世の正負の法則なのである。
この2本の作品は、
その却罰の物語なのである。
「葵上」は、シュール・リアリズムのサルヴァードル・ダリと琳派の尾形光琳や室町風のドッキングで、「卒塔婆小町」はプロローグに鶴田錦史氏の琵琶唄、後はハチャトゥリアンとドビュッシーの音楽をあしらってありました。
美術的にも卒塔婆ではオペレッタ風な公園、老婆から20代の美しい娘への早替りの特殊メークなど、照明なども劇的でした。
「葵上」では、恋情(自分本位のもので自分の欲望を満たすために、相手が必要という感情)が 描かれ、
「卒塔婆小町」では愛情(相手本位のもので相手の幸せを願いそれを満たすためにただひたすらにつくす想い)が描かれる。
う~ん、恋情と愛情の違いかぁ~、考えさせられました。
素晴らしい舞台でした、美輪さんが麗しくて、良い「気」を浴びさせてもらったようです。
\(^o^)/Kさんありがとう♪
感謝感激雨霰
※ロビーにはお祝いの花がたくさんありました。北野たけし、さんまさんを筆頭に有名な方ばかり・・・三谷幸喜さんの花だけ撮ってきました。
そういえば、さんまさんの隣に大竹しのぶさんの花がありましたが、これってスタッフが遊んだみたいですね^m^