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スピリチュアルな世界に関心を持つのは、人間の本質であるからです。
五感で感じる世界だけを世界のすべてとしたときに、
魂はエネルギーを失います。
ルドルフ・シュタイナーは『神秘学概論』でこう述べています。
「人間は騙されやすい存在なのだ。隠された意味など存在せず、感覚と悟性の及ぶ範囲内に、そもそも存在しうる物のすべてが含まれている、と信じさせられている。
しかしこの思い違いは、意識の表面では可能であっても、意識の深みにおいては存在しえない。人間の感情と願望とは、この思い違いに従おうとしないで、繰り返して隠された意味を求め続ける。そしてそれを見いだせなかった時には、懐疑的になり、人生を不確かなものと感じ、絶望へ駆り立てられる。
隠された意味を開示する認識は、希望の無い、不確かな、絶望的な状態を、つまり生命を弱め、世界のために役立つ力を失わせるすべてを克服することができるのである」
意識が魂に向かい始めた時に、
現代社会では様々な情報が入ってきます。
スピリチュアルな情報にあふれかえっています。
真理に向かう道を探し当てるのも一苦労ですが、
どうやって、それに出会っていくかも、
その人の道の歩み方の個性といってもよいでしょう。
シュタイナーの人智学や、アリスベイリーほか多くの人が関わる神智学は、
その難解さから、挫折する人、解釈を間違える人が続出するようなものです。
しかし、そこに書かれた言葉が真理らしいという感覚が
少しでも感じられるならば、長い時間をかけて、
時には放棄し、また戻りということを繰り返しながら、
魂の成長を伴奏してくれるものとなりうると思います。
そして重要なのは、シュタイナーも述べているし、
秘教本のメッセージの伝え手である
マスター・DKもこう述べています。
「言っていることをうのみにするな。自分で考えろ」
このことを様々な表現で伝えてくれています。
基本的にスピリチュアルな階梯は、
マスターがいて、そこに弟子入りするようなものですが、
今となっては、自分で探求していくことができるものです。
その上での留意点は、叡智を伝える本にも記載されています。
シュタイナーは『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』において、
・畏敬の念を持つ(自然界など自分を超えたものに対して)
・内的平静の時間を持つ(瞑想など)
・日常生活をちゃんと送ること(スピリチュアルなことを逃げ場にしない)
というようなことを述べています(カッコ内は私の注釈)。
そしてその道のりは、変化の兆しが見えないこともあり、
ゆっくり進んでいくものです。
基本的にお手軽なスピはないのです。
そして誰かがイニシエーションといって、あなたに力を与えるものではなく、
自分で自分に気づいていくプロセスです。
また、スピリチュアルな道を歩むということは、
何かサイキックな能力を身に着けることでもなく、
人をコントロールしたり、自分の物欲のために、
それを使うこととは、程遠いものです。
魂の成長とは「認識力の広がり」と
それに伴う「周囲の魂の欲求への反応性の高まり」
のことを指します。
自分の住む世界の広がりを認識することと、
その中での自分の役割を認識することです。
そのようにして、世界の、宇宙の一部として、自分の働きをすることです。
これが、本当の意味での自分らしく生きることにつながります。
秘教で学ぶ、様々な事柄は、そこに通じていくものです。
単なる面白おかしいスピリチュアルな知識を学び、
知識として知っていることを増やすことが目的ではありません。
スピリチュアルな法則を知ること、現実に生かすこと、
そして霊的世界と物質世界を結びつけること。
それが、人間として地上に生きる理由であり目的です。
地上に天界をもたらすことです。
そしてそれは、たった1回の生で成し遂げられることではなく、
長い道のりをたどって歩みを進めていくものです。
果てしなく、気が遠くなる時間軸の中にいても、
学ぶことを喜びとできるものを学ぶ。
『秘教占星学』はそうしたものの一つではないかと思います。
少なくても私にとってはそのようなものです。
ですので、これを人に分かち合うに際して、
ひとりひとりの成長の妨げになることなく、
前に進む力となる叡智として、
伝えることが出来ればということを心にとめて、
取り組んでいきたいと思います。
秘教占星学に取り組むことは、地図はあれども、
暗号で書かれた地図のようなもの。
暗号も学びつつ、少しづつ進んでいきたいと思います。
*秘教占星学の勉強会は、もりとアートの学校の講座やワークショップの
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参加希望の方は、過去に参加された講座・WSをお知らせください。
講座参加者グループにご招待さし上げます。
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