Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

コミュニティ感覚

2007-10-09 | パーマカルチャー的暮らし
この三連休はイベントがいろいろ重なり、選択するのが難しかった。
土曜日はファシリテーションの講座
日曜日はエコアパートのワークショップ
そして、月曜日はいつものお仕事(個人セッション)

ファシリテーションの講座はプロセス志向心理学に基づいた講座。
ふつう、ファシリテーションというと、ミーティングなどで、
参加者がみんなが発言できることを促し、最後にみんなが相互理解しあって、
全員の合意を得られるように進行していくことを言う。
*詳しくはウィキペディアの「ファシリテーション」

昨年はコミュニティについて学んだ年だった。
北米のエコビレッジ視察や日本でのエコビレッジ国際会議などもあり、
人々が再び繋がりを取り戻し、そして自然とも共生する
ということについて考えさせられた。

その中で、エコビレッジにしても住んでいる住人の意見を調整して、
みんなにコンセンサスを得て円滑にコミュニティ運営をしていくことの
大切さと、皆、そこで苦労しているということを目の当たりにした。

それぞれ個性を持った人間同士の意見の調整って大変だな~
エコビレッジも環境に配慮し、自然とともに生きるのは素敵だけれど、
人間同士のもろもろのことはめんどくさいな~と感じた。

なので、めんどくさいし関わりたくないけれど、
ファシリテーションにはとても興味があり、友人からも聞いていたので、
この講座に参加することにした。

5名の参加者どうしてひとつの話題について話していくのだけれど、
気楽に話せばいいのに、妙に緊張している自分がいた。
あるテーマで話したときに、ちょっとした感情のぶつかり合いが
私ともう1人の参加者の間で生じた。
自分の気持ちを探りながら、その緊張状態が解放されたとき、
グループの雰囲気が一変し、エネルギーが上がって一体感がわいて、
時間まで楽しい会話で盛り上がった。
「なんだか終わったときに爽快感があるね~。運動した後みたい」
と、参加している誰かが言った。
3回テーマを変えて行ったので、全部が同じ流れだったわけではなく、
停滞した感じになった回もあった。
それぞれの話の流れ、グループのエネルギーのうねりみたいなものを
感じることができて面白かった。

家に戻って振り返ってみたとき、
自分が凄く緊張していたのは、対立や葛藤を恐れていたからじゃないかと思った。
このプロセスワークに基づいたファシリテーションでは、
おこってくることをそのまま受け止め、普通だったら排除される感情面を、
「今こう感じている」ということもグループの中に投げつつ、
話を進めていく。そこで、マイナスの感情が出てくること(自分も他者も)に
対する恐れのようなものがあったのかなと思った。

そして、次の日…。

長くなったので、次につづく~

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2 コメント

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Unknown (anju)
2007-10-26 23:39:56
コミュニティっていうと、閉鎖的なコミューンみたいなのをイメージする人もいますが、要は向こう三軒両隣とか町内会とか、人とのつながりってことだよね。
なんだか、そういうのがわずらわしくなってしまうように、社会の仕組みがなってるんじゃないかと言う気もする。

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町内会 (Shio)
2007-10-24 15:26:18
コミュニティーって、比較的私には苦手どころだと思うのですが、生まれ育った町の町内会のような感じだと、人間同士の摩擦があろうが、めんどうくさかろうが、結構私にも居心地が良かったりします。無理矢理さがないところが馴染むのかもしれません。書いていて思ったのですが、結局ひとりひとりにどれだけの親しみを持てているかってことかもしれないな。町内会だと、困ったおじちゃんもなんだか可愛くてゆるせちゃうもんね。
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