Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

イエローフォール@磐梯山

2011-02-23 | 裏磐梯時間
いつも家から見ている磐梯山の爆裂口。
そこには、冬になると出現するというイエローフォールがあります。
お友だちの案内でイエローフォールを見に、
磐梯山の猫耳を目指していってきました
(二つのピークが猫の耳みたいなので)。

まずは裏磐梯スキー場まで行って、スキー場のリフトで昇ります。
正面に、磐梯山の猫耳が見えるの分かりますか?

リフトで1100メートルまで登れるので楽ちん。
ちなみにうちがあるところは標高820メートルです。

リフトを降りて林の中をちょっと歩くと銅沼(あかぬま)があります。

鉄分とかが多いのかな?赤いです。

銅沼の先へ進むと、噴煙が!!!
磐梯山はやっぱり、生きてるなというのをひしひしと感じます。

磐梯山の猫耳のところ、近くに行くとすごい岩がいっぱい。
後ろを振り返ると、桧原湖や遠くに月山、朝日岳、飯豊連峰なども見渡せます。

景色を見ながら雪上を歩いていくと、人がたくさん集まっている場所が!
おっ、イエローフォールだよ~ん。



この、黄色い色は硫黄かな?
落ちていた破片、なめてみると、なんだかミネラルな味がします。
岩から少しづつ染み出してくる液体がだんだん固まって、
こんな風に、滝にようになるようです。

実は、目的はこれだけではなく、雪上で爆裂宴会をしようというのが目的。
人がたくさんいるところから離れて、更に上っていきます。

おお、ここはどこの国だ?と思うような風景。
そこには、トレッキングの人たちの足跡もあるけれど、今日は誰もいません。
度物たちの足跡もついています。

そこにゴザを広げて、お弁当を取り出して、
友だちはチーズフォンデュをつくってくれました。
いや~、幸せだなぁ、と口々に言いながら、
ゆっくりとランチタイムを楽しみました。


時々、小鳥達がやってきて松の実を食べているよう。
自分達が黙れば、あたりはし~んとした空間。
空気は澄んでいて、磐梯山の猫耳の存在感。
そして、もっと大きかったという天狗岩があります。
天狗岩はいつだったかの新潟地震でくずれて、今の大きさになったとか。
その時には裏磐梯中の空がチリに覆われ、磐梯山が噴火したとみんな思ったとか。
ほんとかな?

静かな中、ゴロゴロっという音が時々聞こえます。
温度が上がって氷が解けて、固定されていた石や岩が落ちていく音だそうです。
こんな良い天気が続いたり、こんな風に岩が落ちるのは、
普通は3月になってからの現象だといいます。
2月でこんな感じって、暖かく良いお天気が続くのは嬉しい反面、
なんだか、やはり気候がおかしくなってるなと思います。

2時間ぐらいゆっくりランチをしてからは、
日が磐梯山に隠れる前に下りようということで、尻滑りをしながら降りてきました。


太陽が隠れようとしている右のほうに、噴煙が見えますか?

くだりの風景も楽しみながら歩いているともう16時ちかく。
太陽が傾くと光の感じも変わってきて、さらに美しく山が光っています。


リフトでまた下って下界に戻ります~。
また来るよ~猫耳さん。













最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。