今年11月に開催される、日本ホリスティック医学協会の20周年記念シンポジウムに、
パネリストとして参加することになった。
健康や病気は、もう、専門領域の狭い視野の中だけで解決するものではなくなっている。
クライアントさんを見ていると、その人の症状の元となる不安感などは、
その人個人の問題ではなく、社会環境の不安定さが影響しているものと感じることが増えた今日この頃。
そんな中、今回のシンポジウムでは、医療、教育、食、農、環境などを繋いでいこうという試みだ。
私自身は、パーマカルチャーセンターの一員として参加することになっている。
パーマカルチャーでは、植物達が元気でのびのび育つように、土、日当たりも含めて、
そうした環境づくりをすることが大切であり、安易に農薬や化学肥料を使うことはしない。
人間も同じように、その人本来が持っている魂の種がスクスクと育つような環境が必要だ。
植物を見ていると、どんな環境でも適応して育っていくものもあれば、
限られた環境しか生きられないものもいる。
人間も同じなのかもしれない。画一的な環境ではなく多様な環境が必要なのかもしれない。
今の社会は、経済優先、お金儲け優先(それがもう、無意識化しているのが恐い)の環境一色といっても良いぐらいだ。
そこで生き残っていける人も入るだろうし、そうじゃない人も多い。
資本主義が悪いわけではなく、ひとつの主義主張がすべてを覆い尽くし、
単一の環境が出来上がっていることが問題なのかもしれない。
多様性。
生き物が多様であるということは、環境が多様であるということ。
人間の社会作りも、そういうことろにヒントがあるかもしれないな。
追記:
上記の話とは、またちょいと違いますが、
シンポジウムで「地球学」の講演をする予定の松井氏の
「アカデミーヒルズ」での講演録が面白い。
シンポジウムつながりで、紹介します。
「本当に地球に優しいこととは人間圏をなくすことにほかならない。
ところが、環境について論じている人たちの多くは地球のことをほとんど知らず、
極めて人間中心の環境議論を行っている。そのために問題の本質を見失っている。
我々が人間圏をつくって生きていくためには、多少の環境の変化は覚悟せざるを得ない。
問題は地球のことを心配することではなく、
我々が生きられないような環境変化が起こらないようにすることなのだ」
(「宇宙から人間圏を観る 地球学的人間論を考える時代」講義録より)
そうそう。心配するのは地球のことじゃないのね。自分たちの事
地球はそんなに柔なシステムじゃないと思います。
心配するというよりは、地球に対する礼節をわきまえることだと思う。
パネリストとして参加することになった。
健康や病気は、もう、専門領域の狭い視野の中だけで解決するものではなくなっている。
クライアントさんを見ていると、その人の症状の元となる不安感などは、
その人個人の問題ではなく、社会環境の不安定さが影響しているものと感じることが増えた今日この頃。
そんな中、今回のシンポジウムでは、医療、教育、食、農、環境などを繋いでいこうという試みだ。
私自身は、パーマカルチャーセンターの一員として参加することになっている。
パーマカルチャーでは、植物達が元気でのびのび育つように、土、日当たりも含めて、
そうした環境づくりをすることが大切であり、安易に農薬や化学肥料を使うことはしない。
人間も同じように、その人本来が持っている魂の種がスクスクと育つような環境が必要だ。
植物を見ていると、どんな環境でも適応して育っていくものもあれば、
限られた環境しか生きられないものもいる。
人間も同じなのかもしれない。画一的な環境ではなく多様な環境が必要なのかもしれない。
今の社会は、経済優先、お金儲け優先(それがもう、無意識化しているのが恐い)の環境一色といっても良いぐらいだ。
そこで生き残っていける人も入るだろうし、そうじゃない人も多い。
資本主義が悪いわけではなく、ひとつの主義主張がすべてを覆い尽くし、
単一の環境が出来上がっていることが問題なのかもしれない。
多様性。
生き物が多様であるということは、環境が多様であるということ。
人間の社会作りも、そういうことろにヒントがあるかもしれないな。
追記:
上記の話とは、またちょいと違いますが、
シンポジウムで「地球学」の講演をする予定の松井氏の
「アカデミーヒルズ」での講演録が面白い。
シンポジウムつながりで、紹介します。
「本当に地球に優しいこととは人間圏をなくすことにほかならない。
ところが、環境について論じている人たちの多くは地球のことをほとんど知らず、
極めて人間中心の環境議論を行っている。そのために問題の本質を見失っている。
我々が人間圏をつくって生きていくためには、多少の環境の変化は覚悟せざるを得ない。
問題は地球のことを心配することではなく、
我々が生きられないような環境変化が起こらないようにすることなのだ」
(「宇宙から人間圏を観る 地球学的人間論を考える時代」講義録より)
そうそう。心配するのは地球のことじゃないのね。自分たちの事
地球はそんなに柔なシステムじゃないと思います。
心配するというよりは、地球に対する礼節をわきまえることだと思う。