前回までは…(前の記事を読んでね。)
前歯右が折れました。そこに差し歯をしましょう!って流れになったのですが、前回も書いたように、一本の木を両側から切ってるのと同じ状態ですから歯茎に埋まってる歯の面積が小さいんです。土台が無いのね。で、この小さな歯の残りに
ボルトを埋め込む
作業が建築計画として聞かされました。それ以外に手は?無い。そうですか、じゃあソレでお願いします。
麻酔してますから、刺したり切ったり(してるのかは分かりませんよ、だって見えないんだもん。)されても痛くは無いのですが、
「じゃあボルトを少し叩いて打ち込みますねぇ。」
で、(見えないんだけど)ボルトをハンマーのようなもので叩くんですよ、先生がね。
そうすると、叩いてる振動は頭蓋に響く訳でして、痛みは全然無いんだけど
脳が揺れてるよー。
無事にボルトが建立されました。まずは仮の差し歯をそこに打ち立てます。そうしないとニッて笑った時に歯が無くておマヌケさんですからね。で、本当の差し歯を入れる前に残りの前歯、上下をホワイトニングしたくなって
「あのぉ、ホワイトニングとかってどのようにやるんですか?」
「歯の型を取って、マウスピースを作るんですね。そこに歯を白くするジェルを塗って、寝てる時に付けておくんです。歯を漂白する感じですね。」
ちなみにお値段は型を取るのに33000円。白くするジェル状態の薬品は1セット3000円。やりましたわ。漂白を4週間ほど。4セット費やしました。そしたら
真っ白になりました!!
タバコ吸ってた時に歯が黄色くなって、やめても白くなる事は無かったのですが、ここにきて真っ白な歯に!!その歯の白さに合わせて本物の差し歯を作成するんだそうです。色味とかを職人さんが合わせるんですって。
さて、この本差し歯については選択肢がいくつか提示されたのですよ。
「一番安いのが、いかにも人工物って感じの色合いで、見た目がちょっと浮いてしまいますね。これが5000円です。保険は効かないので実費になります。」
「はぁ。」
「次に、ジルコニア製で色味も他の歯に合わせた感じでオーダーメイドになりまして、全く違和感のない感じになります。」
「はぁ。ちなみにそれはおいくらですか?」
「14万円です。」
「じゅーよんまんえんーーーーーー??」
保険効かないんだもんね。
「すいません、その中間くらいのってありませんか?」
「ありますよ。」
「ちなみにお値段は?」
「12万円です。」
間じゃねーじゃん!
「じゃあ14万円のヤツにして下さい。」
という訳で税込154000円の差し歯が出来上がって、私の前歯にフィットしたのでした。
挿し心地(挿され心地?)はとても良くて、舌触りがツルツルしてて滑らかです。長く使えそうです。いやー、
歯って大事ですよ、皆さん。
以上、前後編に渡り綴ってきましたワタクシの差し歯騒動でした。お読み頂き、ありがとうございました。
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