9月21日(土) 対戦相手:紙と女の子
あらかわ遊園
あらかわ遊園にてヘブンアーティスト活動です。夏休み中には暑すぎたりゲリラ豪雨で試合不成立が多く惨敗を喫していたあらかわ遊園も秋の空気では
めっちゃ演りやすいですわー。
ちょっと気温が高めな今日でさえ人の出は多くて合計二回、ちゃんとショーとしても成立しましたし、沢山のお客さんに見て頂きました。お客さんにお手伝いしてもらうコーナーでは一回目の子は「路面電車の人。」
作る人なのかな?運転する人なのかな?
二回目のショーの子は
「沢山の人を笑顔にする仕事。」
素敵な職業じゃーないですかぁー。お手伝いもしっかりやってもらって、お客さんも笑顔に。この子も笑顔に。うん、素敵な職業だね。さて二回目のショーを終えて投げ銭タイム。いつものように
「何を持ってきて良いか解らない子は、お父さんお母さんの所に行って紙のヤツをもらってきてくれる?」
投げ銭用の缶に何枚か紙のヤツも入ったのですが、小学校低学年の女の子が、見た事も無い色の紙のヤツを入れてくました。実生活では見た事あるんですよ、でも投げ銭タイムでは今まで一度もお目に掛かった事のない紙のヤツ。いつもは青みがかっているのに、コレは青さが無い。八分の一に折りたたまれていますが、その一面から垣間見える
五桁の数字。
うっひょー。なんだけどね、別に自分を安く見積もるつもりもサラサラありませんが、オレのパフォーマンスって火も吹かないしローラーボーラーにも乗らないし、小田和正も掛けないし、そんなにすごくないよ。で、空気的に、お父さんお母さんが持たせて
「はい、入れてらっしゃい!」
みたいなもんも感じられず、
これはこの女の子の独断だな。
直感で判断しました。なので、
「うん、これはね、おねえちゃんが持ってようか。」
「そう?じゃあ返してくれる?」
「はい、返します。お返ししますとも。」
他の男の子が
「ボクの100円返してー。」とか言っても全然動じる事なく、
「ぶにょにょー。返せませーん。」
とか言い放てるのに、この五桁の紙のヤツはもう、すぐさま返却ですよ。そしたらこの女の子、
「私、これ三枚も持ってるのー。」
いかん、いかんよ。そんな事を大声でカミングアウトしたら狙われちゃうよ。危険だよ。なので気になって
「うん、そっかぁ、もうしっかりしまっておこうね。」
いやー、見た事ないモノ見ると、緊張するよ。はい、秋は大道芸が楽しい季節だね。
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