５月２７日（火） 対戦相手：意識
多摩市
日曜日の話。よみせ通りでの東京マイムフェスの告知パフォーマンス終了後、参加メンバーの皆さんが出店でビールを買って、終わった開放感からゴギュゴギュやっているのを横目に、後ろ髪を引かれっぱなしながら次に移動した先は多摩市です。ある団体さんのパーティーでのパフォーマンス。クラウンスタイルのオーダーですけど、お子さんよりも大人の方の方が多いよ。パーティー開始が１８時で僕の出番が２０時なんですよ。宴で言ったらかなり後半の方ですね、だって控え室で出番待ってたらパーティー会場から
大音量のカラオケが聞こえる。
うわー、出番、あと一時間早くて良かったんじゃないかな？観てくれるかな。歌声、気持ち良さそーだよ。
なので紹介されて出て行ってから開口一番、その疑問を正直にぶつけてみました。
「いつもはね、紹介されて出て行くとお子さんが多いんですよ。今日、ここで大丈夫だった？会場間違えてなかった？」
笑ってくれてますね。もう一押し。
「皆さん、カラオケとか気持ち良さそうだったけど、大道芸とか見る？ホントはカラオケの方がイイんじゃない？大丈夫？」
またまた笑ってくれてます。これ以上は卑下しないよ。ではショー、スタート！大人には大人へのやり方がありますから皆さん、とても食らいついて観てくれてます。そしてお手伝いは数少ないお子さんに。三年生の女の子。
「将来の夢は？」
「女優さん、かな。」
少し恥ずかしそうに答えます。でも目を見る限り嘘ではないみたい。
「僕の知り合いでも女優さん居ますけど、大事なのはこういう所でも堂々としてる事だよ。」
と、言って皿回しのお手伝いなのですが、その言葉。聞いてからこの女の子、
背筋がピンと伸びました。
意識すると出来るんだね。そして最後まで堂々としてたよ。おかげでとても盛り上がりました。ありがとうね。きっちり３０分でショーは終了。着替えてますと司会者さんが挨拶にいらして
「あっという間の時間でした。」
これは嬉しい言葉ですよ、時間を感じさせないくらい皆集中して観ててくれてたって事ですからね。そして控え室でメイクを落としてたら
またカラオケがスタート。
民謡、後、ＡＫＢ。野太い声ですが。あーあと、女優さんにはパントマイムが必要かも。そして今日の皆さんには
カラオケが必要だね。
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