何年ぶりの京都でしょう、まだまだ油断は出来ませんが
行ける時にと、京都に行ってきました。
織物関係の方々の環境がすっかり変わっていて
あまりのショックで夜は眠れませんでした。
大切なものがどんどん失われて行く、
やるせない気持ちでいっぱいになりましたが
伝統を守り
続けていらっしゃる方々に
敬意を表して
ブログに残しておきたいと思います。
昔ながらの奥に長い町家です 工房 下司(京都市上京区)
今回、私が訪ねたお店の一つ、日本刺繍の糸を販売されてある
工房 下司さんです。
綺麗に300色以上の糸をディスプレイされてあります。
こちらの糸は細くて、昔ながらの京縫いの糸です。
お蚕様がはく糸を3本集めたものを1本とし、それを10本合わせて
1本の糸として使う、10本どりと言っています。
今は少しだけ太い12本どりが主流です。
糸が細いと何度も縫わないといけませんし、
撚って使っても細いとなかなかボリュウム感が出ませんので
沢山の糸が必要になってきます。
舞台衣装やお相撲さんのまわしなどは太い糸で縫われていますが
この細い糸は着物などの繊細な刺繍にはとても向いています。
これからも残っていってほしいと切に願っています。
行ける時にと、京都に行ってきました。
織物関係の方々の環境がすっかり変わっていて
あまりのショックで夜は眠れませんでした。
大切なものがどんどん失われて行く、
やるせない気持ちでいっぱいになりましたが
伝統を守り
続けていらっしゃる方々に
敬意を表して
ブログに残しておきたいと思います。
昔ながらの奥に長い町家です 工房 下司(京都市上京区)
今回、私が訪ねたお店の一つ、日本刺繍の糸を販売されてある
工房 下司さんです。
綺麗に300色以上の糸をディスプレイされてあります。
こちらの糸は細くて、昔ながらの京縫いの糸です。
お蚕様がはく糸を3本集めたものを1本とし、それを10本合わせて
1本の糸として使う、10本どりと言っています。
今は少しだけ太い12本どりが主流です。
糸が細いと何度も縫わないといけませんし、
撚って使っても細いとなかなかボリュウム感が出ませんので
沢山の糸が必要になってきます。
舞台衣装やお相撲さんのまわしなどは太い糸で縫われていますが
この細い糸は着物などの繊細な刺繍にはとても向いています。
これからも残っていってほしいと切に願っています。