「同居」が「事実婚」の要件だ。
ところが、小室さん母のメールには、「お互いの生活」とある。
「同居」の文字は無い。
そして、「生計を一つにする事」だけ。
おかしな話だ。
同居は生計を一つにするのが大前提である。
同居をするのに生計を一つにするか、生計を別にするかを決める事は無い。
同じ家に住み家財道具を共有し同じ料理を食べるのに、
財産は共有しません
財布は分けます
と言うなら、学生寮やシェアハウスの住人と同じ。
事実婚の定義は、
・双方に婚姻の意思がある
・共同生活をしている
・事実婚を公的手続きで表明している
親族や周囲に結婚の事実を伝えている
住民票に「未届けの妻(夫)」と記載し世帯を同じにしている
という事も重要な要件。
この点についても
事実婚がどういう形かは、ガッキー&星野源の「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマ、通称「逃げ恥」を観るとよく分かる。
お互いの利益が一致して「事実婚」を選択した・・・という設定だからだ。
週刊文春は4/29号で、
このメールからは、佳代さんがX氏と生計を一にしながら、同時に、亡夫の遺族年金ももらい続け、圭さんを含めた3人で生活していくことを計画していたことが分かる。
と書いている。
しかし、メールには3人の同居に関する言葉は一つも無い。
これをどう読むと事実婚の計画になるのだろうか。