乳幼児の皇族が宮中三殿の殿上で拝礼の場合、必ず母親が付き添う。
本人が幼なすぎて、「特別な所作を行う」「古式に則って難しいご挨拶の言葉を述べる」という事が出来ないからだ。
母親が代わりに殿上での作法を行う。
したがって、母親も皇居入りしてから身を清め、儀式用の十二単を着るので、皇居入りの服装はスーツになる。
庭上での拝礼では、お辞儀をするだけで、特別な所作は無い。
ご挨拶の言葉を述べる機会も無い。
だから、母親の付き添いは特に要らないが、家族も一緒に庭上で拝礼する事が出来る。
悠仁様のお宮参り、「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」では、秋篠宮ご夫妻も一緒に皇居入りし見守られたと書かれている。
秋篠宮ご夫妻はモーニングとローブ・モンタントで皇居入りし見守ったという事なので、宮中三殿の庭上の建物「幄舎(あくしゃ)」で悠仁様の儀式を見守り、その後に庭上で拝礼した事になる。
もし、悠仁様が宮中三殿の殿上で拝礼したなら・・・。
殿上で拝礼する悠仁様を抱く宮内庁参与の姿を秋篠宮ご夫妻が庭上の「幄舎」から仰ぎ見た事になる。
また、子供は殿上での拝礼、自分達は庭上での拝礼という逆転だ。
それはあり得ないだろう。
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