「縁側」には旅館の窓際の板の間も含まれる。
室内とは区別して障子で区切る場合が殆どだが、通常は障子を開け放し座敷と一体で使われる。
完全に建物の内部だ。
テーブルや椅子のセットが置けるぐらいの広い縁側は広縁。
愛子様は那須御用邸の縁側のソファーで寝てしまったエピソードを会見で披露された。
庭を見渡せる大きな窓に縁側があり応接セットを置けるほど広く、ふかふかのソファーなら寝心地も良いだろう。
リビングや寝室の窓際に縁側が付いていれば、冷気が直接身体にあたる事はない。
日本の高級な家屋には縁側が付きものだった。
山月園「池泉の間」