こんにちは!制作一課長です。
今回は、前期のまとめの課会を行いました。
前期は脚本を作れるようになることを目標に行ってきました。
今までの課会はどちらかというと、脚本よりも企画という部分に近く、発想を重視した課会が多かったです。
ただ、脚本は何かを教えたら上手くなるというものではありません。
何回も自分で書いてみて上手くなるものなので、発想まで出来るようになったら、後は書くだけです!
なので、もう一課員はみんな上手くなることはできるのです!
しかし、それでもやはり発想が苦手という人のために
・テーマから決める方法
・関連するものを挙げていく方法
・しりとりをしてそのワードから作る方法
など、その他いくつかの発想法を伝えました。
そして、脚本において私が大切だと思う
・変化を繰り返す。
・主人公の調子を一回落として上げる『V字』を行う。
・最初に提示した目的を解決に向かわせる。
など、その他いくつかの点を伝えました。
いつものように体感するような課会ではありませんでしたが、みんな私の話に頷いたり、納得してくれていて、とても良かったです!
面白くない映画の理由や、テレビ番組においてもV字や目的の解決が利用されているという話は特に反応が良かったです。
自分たちが何とも思っていなかった部分に脚本が関わっているということに気づいてくれたと思います。
今回の課会で脚本に興味を持って、意識しながら映画を見たりしてくれると、とても良いと思います。
最後に、脚本について伝えた後に、脚本の中身の相互作用や表現方法などを理解してもらうために、私が脚本がすごいと思う10分ほどの短編アニメーション『水のコトバ』というものを見てもらいました。
ただ、とても難しい作品で一回見ただけでは理解することは無理に近いですが、みんな私の言わんとすることは分かってくれたみたいで良かったです!