福岡大学映画研究部

福岡大学映画研究部の活動報告・情宣をしていきます。
本学構内で年に5回、商業、自主制作映画の上映会を行っております。

制作一課!撮影!

2016-06-15 13:25:27 | 制作1課

こんにちは!制作一課長です。

 

今回は、撮影を行いました。

ただ撮影をしても面白くないので、何かしらの『キーアイテム』を一つ入れたストーリーを作ってもらいました。

これは、前回行った『三題噺』を活かしたものです。

ストーリーを作るとき、その中で重要になるものがあると思います。

例えば、何かしらの能力やタイムマシーンなど

それらの『キーワード』を物語の中にしっかり入れてストーリーを作っていかなければなりません。

今回は、そのようなことを意識して、前回の三題噺を一題噺にして、撮影で実際に使ってみたという感じです。

一年生、二年生、各々の現在の力を見るために学年別で班を分けて撮影してもらいました。

前期は、『アイデアの発想』をしてもらうことが多かったので、二年生に関してはすぐストーリーを決めて撮影を開始していました。

一方、一年生はアイデアは斬新なものが多く良かったですが、それをまとめるのに四苦八苦していたように思えました。

ただ、みんなアイデアはどんどん出ており、前期で発想を多くしてもらっていたのが良かったと思いました。

次回は、前期の振り返りと物語の構成について学んでいくので、発想および構成までできるようになったら脚本に関しては思うがままですね!

 

ちなみに本日は、お忙しい中、四年生の小森さんが来てくださり盛り上げてくださいました。

一年生の手助けもしてくださり、一年生のアイデアがしっかりまとまり活用されていました。

ありがとうございました!!!


鑑賞課!!『ダージリン急行』(ネタバレ注意)

2016-06-14 18:40:32 | 鑑賞課
おーシャンゼリゼー♪おーシャンゼリゼー♪( ´▽`)

…はい!!(笑)鑑賞課長です!

今回鑑賞した映画は…

『ダージリン急行』です!

《あらすじ》
1年前の父の死をきっかけに絶交していたホイットマン3兄弟は長男フランシスの呼びかけで、この列車旅で再び兄弟の絆を固めようと皆に誓う。3人とも悩みを抱えていて…。

監督は『ムーンライズ・キングダム』や『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督です!

鑑賞後は「演出」について話し合い合いました!

ウェス・アンダーソン監督の作品ではよく左右対称の構造やカメラのタテ・ヨコ移動、俯瞰のショットやズームなど独特な演出が多用されています。みんなそこに気づいて観れていたので良かったです!!

この演出のおかげでウェス・アンダーソン監督の「箱庭的世界」やテンポの良いコミカルさが生み出されているのですね!

あと嬉しかったのは、映画に出てきた父親の形見の旅行鞄が家族崩壊しかけている3兄弟をつなぎとめるものになっていたというふうに小物が持つ意味や役割に注目しながら観れていたところです!みんな成長しましたね…(笑)
ラストその鞄を投げ捨てるシーンが印象的でした!

ちなみにこの鞄はマークジェイコブスの鞄です。おしゃれな衣装や小物にも注目です!

前期の活動も残り少なくなってきました…。
まだまだよろしくお願いします!!

制作ニ課!撮影を踏まえた寸劇

2016-06-12 06:17:54 | 制作2課

おはようございます、制作課員です。

今週は、撮影を踏まえた寸劇(短い演劇)をやりました。

まず2つの班に別れました。そこから、各班課員で何をやるかお題を考え、紙に書きました。

 その中からランダムで選ばれたお題をそれぞれ意見を出し合って考え、ストーリーを作り、それを演技するという内容でした。

これはコナン君です。

何もない状態から案を出し合い、ストーリーを考えて、演技するということは、やはり難しかったです。

もっと向上していきたいと思いました。

 

 


制作一課!脚本の課会!

2016-06-08 17:58:53 | 制作1課

こんにちは!制作一課長です。

今回の課会は、脚本について行いました。

まずは、物語の構成について簡単に知ってもらいました。
以前の課会の復習としてログラインの話をして皆さんお馴染みの「起承転結」
日本の伝統的な「序破急」
そして、ハリウッドなどで使われている「三幕構成」
このように色々な構成が存在します。
しかし、まとめると「起こり」「非日常へ」「クライマックス」という三段階で構成されるのが、物語としていいものができるということが分かります。
そして、主人公に対して「目的」を与えることや「葛藤・ピンチ」などを与えることが物語を面白くするということが大切だということも分かります。
さて、ここまでで、脚本の構成については分かりました。あとは、脚本を作るだけですね!
…しかし、何も思いつかない。 という人がほとんどだと思います。
そこで、なんでもいいので、発想をする。
そして、めちゃくちゃでいいので物語を作ろう、という点にフォーカスしました。

まず、なんでもいいので発想をしてもらうために、大喜利を行いました。

↑このような画像を見てひとこと言ってもらうものや

必殺技っぽい必殺技じゃない言葉は?
バズーカを持っていたら職質をされた。どう言い逃れる?
あなたが有名になるための3日間の行動を教えてください。
(出したお題の一部抜粋)
↑このようにお題に対して答えてもらうものなど様々な解答をひねり出してもらいました。

おいおい遊んでいるだけじゃないか! というツッコミが飛んできそうですが、大喜利って意外と発想を鍛えるものとしていいんですよ!!!笑
ちなみに、大喜利自体がオチをうまく作る練習になりいいものなんですが、上記したお題の「あなたが有名になるための3日間の行動を教えてください。」に関しては、お気づきの方もいるかと思うのですが、三段階で構成するので、このお題で作られた物語を伸ばせば映画一本作れそうじゃないですか? このお題を考えたことで、実はみんな物語を考えていたのです!!!
なんて、ちょっと変なこともしてみたのですが、お遊びはここまで!
さて、ここまでで、発想をしてもらうことは達成してもらいました。次はとにかく物語を作ってもらいます!

そこで私が使ったのが「三題噺」

三題噺とは、キーワード三つを必ず使って物語を作る。というものです。
参加してくれたみんなに一人ずつ好きなキーワードを出してもらいました。

キリスト・八百屋・マックスバリュー・走る・お好み焼き・タイプライター
(出された単語の一部抜粋)

この中から三つのキーワードを使って物語を作ってもらいました。


「キリスト教の八百屋のおじさん」と「マックスバリューへ走る」物語を書いた人が多勢いて面白かったです笑
ちなみに三題噺がなかなか書けないという人は、ログラインの「AがBしてCした。」のA,B,Cの部分にキーワードを入れ込んだら比較的簡単に物語を作ることができるのではないのでしょうか?
三題噺のお題を提供してくれるアプリやサイトもあるので、興味が出た人は是非三題噺作ってみてください!


鑑賞課!!『ルビー・スパークス』(ネタバレ注意)

2016-06-07 08:34:18 | 鑑賞課
こんにちは!鑑賞課長です!

今回鑑賞した映画は…


『ルビー・スパークス』です!

《あらすじ》
小説家のカルヴィンは、19歳の時に世間から「天才」と称されてデビューしたのも束の間、今では極度のスランプに陥ってしまい、何も書くことができずにいた。そんなある日、彼は精神科医の勧めで、夢に現れた女性をヒロインにした小説を書き始める。すると、突如その小説のヒロイン「ルビー・スパークス」が現実世界に現れる。最初は戸惑うばかりのカルヴィンだったが、自分が書いたとおりになっていく彼女と過ごすうちに、次第に惹かれていく…。

『リトル・ミス・サンシャイン』の監督さんの作品です!

主演のポール・ダノとゾーイ・カザンは実生活でもカップルです!二人の息の合った演技にも注目です!


鑑賞後は主人公カルヴィンの成長について話し合いました!
カルヴィンは初め真面目でそれゆえに恋人を型にはめ自分の思い通りにならないと気が済まない性格でした。しかしルビーと出会い、そして別れを経験したことで変化に寛容になったのではないかと思いました!

そのカルヴィンの性格を象徴していたものが映画の中にありました。それは…タイプライターです!今の時代にタイプライターを使って小説を書くというこだわりを強く持っているというところが彼の恋愛に通じるところがありました。しかし、ルビーと別れたあとはタイプライターを使うのを止めてノートパソコンを使うようになりました。それはこだわりを捨てたということだと思います!
映画に使われる小道具は意味のあるものばかりです!ぜひ小道具がどんな意味を持つのかにも注目して今度から映画鑑賞してみてください!!


今週の活動報告は以上ですが…ちょっとあるものを紹介します!
それは…


レビュー書きです!(通称:Hamarks)
これは部員が観た映画に評価をつけたり感想を書いたりするものです!



去年の12月から初めて少しずつ溜まってきました!
これからもレビュー書きが広まりますように…!!

最後に…この絵は何の映画でしょうか?



答えは部室で!(笑)
では!!