エスパーニャ駅で遭遇したこととは？

　　　　　　　　　　　　バルセロナで随分観光した気分ですけれど

　　　　　　　　　　　　まだ観光初日の夜なんです

　　　　　　　　　　　　随分充実出来てますね

　　　　　　　　　　　　これもホームスティ先のナチャのお家が

　　　　　　　　　　　　とても便利な場所にあるからです





　　　　　　　　　　　　「これからスペイン広場に行くのね」

　　　　　　　　　　　　「夜だから気を付けて行くのよ」

　　　　　　　　　　　　とらちゃんに送られて夜の地下鉄に乗ることにします

　　　　　　　　　　　　サンツエスタシオで乗り継いで


　　　　　　　　　　　　エスパーニャ駅に向かいました






　　　　　　　　　　　　この駅で地下鉄をおりエスカレーターに乗った時

　　　　　　　　　　　　事件は起きました




　　　　　　　　　　　　エスカレーターで私の前には２人の十代らしき女の子たち


　　　　　　　　　　　　その手には地下鉄の路線図を持っています


　　　　　　　　　　　　「彼女たちも観光かな」


　　　　　　　　　　　　内心そう思っていたとの時です



　　　　　　　　　　　　二人が振り返って私に尋ね始めました



　　　　　　　　　　　　「サグラダファミリアサグラダファミリア」


　　　　　　　　　　　　先ほどサグラダファミリアに行って来た私は


　　　　　　　　　　　　彼女たちの持っている路線図のサグラダファミリア駅を指してみました


　　　　　　　　　　　　それでも彼女たちは地図を見せながら


　　　　　　　　　　　　「サグラダファミリアサグラダファミリア」と叫び続けます




　　　　　　　　　　　　「どうみてもアジア顔の私に尋ねるなんて変よね」


　　　　　　　　　　　　内心そう感じた瞬間私は５～６人の若い女の子たちに囲まれてました


　　　　　　　　　　　　スペインに来る前にネットで確認した情報通りです



　　　　　　　　　　　　「スリだ」理解した私はコートの前を抑え



　　　　　　　　　　　　「ノッノッノッ」

　　　　　　　　　　　　ちょっと厳しい声で抵抗

　　　　　　　　　　　　彼女たちは諦めて別のターゲットを探しに私から離れました




　　　　　　　　　　　　エスパーニャ駅前のロータリーです

　　　　　　　　　　　　人が増えてきましたよ

　　　　　　　　　　　　人が歩く方向へついていくように歩きます

　　　　　　　　　　　　先ほどの彼女たちは確かにネットで読んだことのある手口のスリ


　　　　　　　　　　　　私の提げてるショルダーバッグのチャックが開いてました


　　　　　　　　　　　　「世界一スリの多いスペイン」と先日もテレビで紹介されてましたよね


　　　　　　　　　　　　ネットには「バッグを持つな」と書かれてたので


　　　　　　　　　　　　私のショルダーバッグはカメラ用


　　　　　　　　　　　　貴重品は入っていませんでした


　　　　　　　　　　　　カメラを手に持ってたので、何も入ってないバッグ


　　　　　　　　　　　　彼女たちもガッカリしたことと思います





　　　　　　　　　　　　さあ、私が見に来たのはこれ

　　　　　　　　　　　　もうちょっと近づいて

　　　　　　　　　　　　次回はこの美しい噴水をたっぷり楽しんで頂きますね




　　　　　　　　　　　　スペインのスリは若い女性・子供・親子等


　　　　　　　　　　　　日本人がイメージしてるスリとは違います


　　　　　　　　　　　　そしてそっと掏っていくのではなく


　　　　　　　　　　　　大抵は親切にしてくれたり、話しかけたりして


　　　　　　　　　　　　こちらの気を逸らした隙に仲間が掏っていく手口です


　　　　　　　　　　　　人懐っこい可愛い子供にも気を付けなければいけません

事前の情報のお蔭で掏られずに安堵した夜にポチッと

一人旅応援します

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