June 17: Ronnie in rehab but ok for the tour |
Ronnie Wood checked into a one week rehab stay in UK this week for his problems with alcohol, but he is said to be fine and ready for the tour start in Milan July 11, according to official Stones sources. キースに続いて、ロニーもアルコール依存症で入院とのニュースだったけどなんとか回復、ヨーロッパツアーに入れそうですね。 |
久々の休み、ゆったりとした日曜日、いいですね。3週前に買った「ディクシー・チックス」聴いてます。カントリーって言うと南部・中西部の超保守的な白人の音楽といった観念があり、ブルース・ブラザースや、レイなどの映画でも、黒人のブルースの対極にある音楽として描かれてます。でも、ロックンロールの誕生には大きく寄与したし、クロスしている部分もあるように思います。 ディクシー・チックスは、03年3月のロンドン公演でのナタリーの「合衆国の大統領がテキサス州(同郷の)出身で恥ずかしい」との発言で、大バッシングに遭い、保守系メディアからも抹殺され、CDを焼かれるイベントがあったなど日本でも報道されました。03年3月というと、ブッシュがイラク侵攻を着々と準備している最中でした。あれだけのバッシング、脅迫まがいの手紙やメールが大量に送りつけられる事態になって、もう黙っているしかないのかな、って勝手に思ってました。しかし、今回のアルバム「TAKING LONG WAY」は全編通じて激しい怒りとNOT READY TO MAKE NICE(仲直りする気になんかなれない)NOT READY TO BACK DOWN(撤回する気になれない)と強い意志に溢れてます。3年間もの間、どんな、バッシングにも屈せず、怒りを持ちつづけ、ケブ・モーとの共作の I HOPE では戦争や殺し合いを正当化する宗教右派、を厳しく批判し、苦しみや悲しみから解き放たれることを願う、と歌ってます。改めて人の心を打つ音楽は、悲しみや、怒りといった感情のこもった音楽なんだ、と思います。
リック・ルービンがプロデュース、レッチリのチャド・スミス、トム・ペティのベンモント、マイク、シェリル・クロウ、ケヴ・モー、ジョン・メイヤーなども参加、カントリー、ロック、ブルースなど多彩なアルバムに仕上がってます。全体にはイーグルス、リンダ・ロンシュタットにも通じる感じを受けます。