ゴッドファーザー・オブ・ソウルことジェイムス・ブラウン、73歳で逝去!
[2006年12月25日]NOTRAX より
JBといえば通じるほど、世界中のポップミュージックに影響を与えた20世紀最大のスターの一人、ジェイムス・ブラウン(James Brown)が享年73歳で亡くなった。
アトランタのEmory Crawford Long Hospitalで現地時間の25日月曜日、早朝1時45分ごろに死亡したと、彼の代理人であるFrank Copsidas氏が発表した。24日、肺炎で入院を余儀なくされたJBだが、正確な死因はまだ不明とのこと。入院時には「週末のライブまでには治してツアーを続けるよ」とコメントしていたというが、実際に彼はこれまでも現役としてツアーを続けており、今週はコネチカットのWaterbury、ニュージャージーのEnglewoodとRed Bunkでそれぞれライブを行う予定になっていた。
1933年5月3日生まれのジェイムス・ブラウンは、1960年代からアメリカのブラックミュージックを代表する存在として活躍。"(Get Up I Feel Like Being a) Sex Machine"、"Cold Sweat"、"Give it up, or Turn it Loose"、"Say it Loud, I'm Black & I'm Proud"、"Please, Please, Please"など多数のヒット曲を持ち、ファンク・ミュージックの創始者として知られている。その音楽の魅力は多様なリズムを重ね合わせ、さらにそれをひたすら反復することによって生み出されるグルーブ感を重視したもので、特にレゲエやヒップホップなどには直接的に、間接的には世界中のポップミュージックに計り知れない影響を与えた人物。
まさかJBがこんなに早く亡くなるなんて…。残念。