・籠目昆布 がごめこんぶ
コンブ科、表面が籠の目のようで凸凹している褐藻類。ガゴメというのは籠目がなまったものだという。
主に北海道道函館から室蘭に多く見られ養殖もしており2年ものを7、8月に出荷している。粘りが強く、身が厚く大きさは幅20~50cm、長さ2.5m以上にもなり、厚さ3mmほどで以前は他の昆布に比べ食用としては不向きとしていたが近年注目の成分を多く含むとして価値が見直され加工、販売している。
干したものを刻み水に戻して食用とする。松前漬け、昆布水、昆布茶、塩昆布、昆布巻き、納豆昆布、味噌汁、天然調味料、ごはんのつや出しなどに利用する。
どろどろとして粘りがありその80%がアルギン酸カリウムであとの20%がフコイダン、ラミナラン (Laminaran) の食物繊維という。塩分の排出を促し高血圧、動脈硬化予防によい。
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。