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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[熱中症対策]食生活について語ろう

2024年08月11日 | 美容ダイエット

・熱中症対策Hyperthermia Countermeasure ねっちゅうしょうたいさく

熱中症は暑さで体温調節機能が乱れ大量に汗をかき水だけを補給では間に合わず血液の塩分濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みをともなった、こむら返り、けいれん、めまい、失神、頭痛、吐き気などが起こります。
軽度(分類Ⅰ度):立ち眩み・めまい・失神・こむら返り・多汗・肉体疲労感
中等度(分類Ⅱ度):頭痛・熱疲労・熱疲弊・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感
重度(分類Ⅲ度):意識障害・けいれん・手足の運動障害で呼びかけや刺激への反応がにぶく、ひきつけ
の症状での分類をしてあります。
 普段より体温が1度以上高い場合は要注意で涼しいところで横になるなどして、からだを休め、様子をみましょう。
血液は、平常時成人体重の7~8%で、4~6Lの血液を保有しpH7.4、比重1.05~1.06、水分80%内外です。
たんぱく質18~19%、ブドウ糖0.1%(80~100mg%)、脂肪0.7%(中性脂肪、遊離脂肪酸、コレステロール200mg%)無機質およそ0.9~1%(Na、K、Ca、Mg、Cl、Fe、HCO3-[炭酸水素塩]など)、その他に老廃物の尿素、クレアチニン、尿酸などを含んでいます。
 熱失神(軽症)、熱けいれん(軽症)、熱疲労(中等症)、熱射病 (重症)の4つの症状を総称して熱中症Hyperthermia・ Heat stroke・Sun stroke と呼んでいます。

 夏本番・真っ最中で気温や湿度が高く、風が弱い、日差しが強いなど心配なのが熱中症ですが、屋内33%、戸外43%、運動中14%程度で発症しています。救急車で救急・救命センターに運ばれるような重症の熱中症患者の60%は室内、40%は戸外で起きていると言います。
 東日本大震災以来、節電の意識が高まっているためかクーラーを付けるのを我慢しがちですが、室内での熱中症発生件数が全体の実に40.4%で高齢者、乳幼児の割合が高くなっているのです。室内だから大丈夫とはかぎりません。さらに「デスクワークを していたら突然倒れた」なんて事になる前に、予防対策をしておきましょう。
熱中症になりやすい室内状況・環境の身体的原因としてあげられるのは1)温度・湿度が急にあがった日、2)涼しい室内から、急に暑い屋外へ出た時、3)睡眠不足だった時、4)直射日光が当たる場所にいる時、5)パソコンやプリンターが密集している場所なとがあります。
急激な温度変化は体が対応できず、発症しやすくなります。また、室温が高くなくても、湿度が高い時も同様に危険です。さらに外では風がないと熱を汗で放出する発汗がうまくできず、体内に熱がこもり体温調節がうまくできないことで熱中症になる可能性が高くなります。体の水分量が少なくなるとともに口渇感や体温調節機能が特に高齢者では若い人に比べ低下しています。
外出前にストレッチでもして冷えた身体を温めたりし血の巡りを良くして、身体を慣らしてから次の行動に移るようにするのもよいでしょう。
睡眠不足は、免疫力、体力低下に陥(おちい)り、熱中症のみならずといえましょう。暑くて寝付けない夜には、保冷剤などで体温を下げたり、首元や脇の下を冷やすなどの工夫、扇風機、エアコンを上手に利用しましょう。
サマータイムの導入で、朝は暗いうちから働き、日差しの強くなる午後は、日陰で、エアコンを上手に利用して昼寝するのもよいことです。
 幼児では身長が低く地面に近い分、アスファルトの照り返しなどによる熱の影響を受けやすくなることも要因のひとつとしてあります。
夏のオフィス環境で気をつけたいことはパソコン、プリンターなど熱を発しやすい機器、窓際の場所は炎天下に近い状況になっています。冷房をきかせていても、体温を上げてしまいます。カーテンやスダレ、ブラインド、断熱シートなど遮光をしましょう。
一般に水分は、一日に尿・便(1,000cc以上)、呼気・不感蒸発(1,000cc)、汗として炎天下10分の徒歩で100cc、ランニングのような激しい運動10分で150~200cc程度の汗として水分を排泄しています。30度以上真夏日では、汗をかくことが多く、少しづづ水を飲むことが必要です。
体重の2~3%(成人で約1.5L)の水分を排出すると脱水症状、5%(成人で約2.5L)で熱中症になると言われています。
 高齢者では特に、初夏や梅雨の晴れ間、明け・夏休み明けなど、体が暑さに慣れていないのに気温が急上昇するときは特に危険です。無理せず、徐々に体を慣らすようにしましょう。筋肉の衰えや基礎代謝の低下によって汗の不足からも熱中症を引き起こし、体温コントロールの機能が破綻することからの熱中症に注意が必要だとの指摘もあります。
 高血圧の薬・酒に利尿作用がありますので排尿時の水分補給が必要になります。医師との相談するようにしましょう。

 熱中症対策として程よい水分・塩分補給にスポーツ飲料、水分をとり、早朝の涼しいときに軽い運動10~15分行い後に1時間以内に、たんぱく質と糖質、ミネラル、ビタミン、水分を多く含む牛乳などを摂取することが有効とのことです。エアコンを上手に利用して気温差にも充分に注意しましょう。
加齢と共に、合成能力の衰えが見られることから、栄養バランスの食事(カレーライス・豚キムチ炒め・ニラ[アスパラ、ブロッコリー]レバガーリック炒めなど)をするうえで不足気味と思われる成分を普段より多めに摂取していくのも良いでしょう。




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