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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[トリチウムと原発事故] 食生活について語ろう

2022年03月10日 | 美容ダイエット

ロシアのウクライナ侵攻が2022,2,24日に始まってから2年以上が経過しています。傀儡政権かいらいせいけんPuppet governmentで、プーチンさんは外部の領域を統治し、実態では事実上の支配者となるべくウクライナを侵攻しています。核戦争も辞さない構えです。テロ行為ともいえます。核をちらつかせて、もし核の利用であれば地球・世界中の環境は、核まみれで人類の滅亡をも意味するのではないでしょうか。

結婚後の別姓を認めていない日本の国家にも似ているのではないかと思えててきました。たいして、普通に暮らす両国の国民には、たいして大きな変化が見られるわけではないし支配者両国大統領の権力争いでしかない、そのために尊い何万という戦死者を出しています。支配者だけが生きのこって、戦死者、傷病兵の家族が深い悲しみに陥っているのです。単に生まれ育った環境で、このような差別があってはならないと思うのです。太古の時代のように人々はよりよい土地を求めて大移動しているようにも見えます。

お互いの国家の主権を守り停戦に合意することを願うばかりです。

福島に原発事故で10年以上になっても未だに解決をみていません。がん患者の動向、広範囲に広がる黒い物体の荷物、果てしなく見渡せます。トリチウムの処理水です。

 

・トリチウムTritium とりちうむ

 日本は、アメリカからの原爆投下によって、やっと終戦を迎えることができました。しかし、2011年の原子力発電の大事故によって長年にわたって取り組まなけれがならないさまざまの大きな問題を引き起こしたのです。

今なお引き続き取り組んでいるのは、トリチウムです。

 トリチウムは原子番号1、原子量3.0170の水素の同位体の1つであり、多くは人工放射性同位体として存在しています。質量数は3で通常の水素や重水素よりも重く、三重水素(さんじゅうすいそ)ともいい元素記号では3Hと表しています。

半減期は12.33年とし弱いβ線を出してヘリウム3(3He)に変換します。トリチウムは水溶性で被曝の影響は比較的小さいといいます。トリチウムの法律で定められた濃度限度は60,000Bq/1L(リットル)としています。ベクレル(Bq)は、1秒間に放射性物質が壊れる数を表します。

放射性物質1ベクレル当たりの線量(実効線量係数:mSv/Bq)はトリチウム0.000000018mSv/Bq、放射性セシウム:セシウム134では0.000019mSv/Bq、セシウム137では0.000013mSv/Bqとしています。

トリチウムはβ線を放出するのですが、トリチウムのβ線はエネルギーが小さいため、 紙1枚で遮(しゃ)へいが可能です。また、そのため、外部被ばくはほとんどないといいます。

東電によると多核種除去設備ALPS:Advanced Liquid Processing Systemではセシウムを含む62種の放射性物質の除去が可能となっているのですがトリチウムを除くことができていません。放射性物質を放出可能な基準値を下回るまで取り除くといいます。

多核種除去装置が用いる方法は、ろ過、凝集沈殿、イオン交換などの方法で水として存在するトリチウムを取り除くことはできていないのです。

たまり続けるトリチウムなどの放射性物質を含む「トリチウム水(水素・トリチウム・酸素)」、「処理水」と呼ばれ、既(すで)に敷地内には2021年3月現在、約980基のタンクにおよそ120万トンがたまり、さらに日々発生し続けています。

米国の飲料水のトリチウムの指標値が740 Bq/Lである福島第一原子力発電所では、発生した汚染水に含まれる放射性物質を多核種除去設備等で浄化し、ストロンチウム処理水を含む処理水として敷地内のタンクに貯蔵しています。

なお、敷地内には970基のタンクがあります。(多核種除去設備等処理水の貯蔵タンク827基、ストロンチウム処理水の貯蔵タンク129基、淡水化装置(RO)処理水12基、濃縮塩水2基/2019年7月18日現在)。

※2020年末までのタンクの建設計画は約137万㎥としています。

この水の処分方法について、国の小委員会が、現実的な選択肢だとする方法を示し『海か大気中に放出する』というものです。この方法において小委員会は、「風評被害は起きる」との見解を示しています。さらに、これに対し、すでに地元の福島県の関係者から反発の声がでています。

海洋放出は、ポンプで吸い上げた海水をトリチウムを含む水に混ぜ、基準以下に薄めたうえで、海に放出するという方法です。日本を含め各国の原子力発電所では、基準を決めて海洋放出を実施しているなど実績があるといいます。

大気放出では水蒸気にした後、空気と混ぜて十分に薄めるとの方法です。41年前(1979年3月28日午前4時:現地時間)にメルトダウンを起こしたアメリカ・スリーマイル島の原子力発電所で、実際に行った実績があるということです。大気中に放出は、およそ1000度の高温で蒸発させ、排気筒から大気中に放出するという方法です。タンクの水に含まれるトリチウムの総量は約860兆ベクレルです。どちらの方法でも一度に大量に放出せず、最大30年ほどかかるとの見通しです。

「海」か「大気」他に選択肢はないのでしょうか。

国の小委員会が選択肢として選ばなかった方法には、

・電気分解して水素にして大気中に放出。

・地下深い地層に注入。

・セメントなどに混ぜて板状にして地下に埋める。

これらの方法は実施した前例がないため、新たな規制づくりや処分場の確保などが必要になるなどとして、「現実的な選択肢としては課題が多い」と否定的な見解を示していました。海に放出する方法が、より確実に実施できる」としたのです。

準備する設備が簡易であること、大気に比べ、海の方が放出したあとの放射性物質の拡散の監視もしやすいことなどを挙げていました。

米国の飲料水のトリチウムの指標値が740 Bq/Lである福島第一原子力発電所では、発生した汚染水に含まれる放射性物質を多核種除去設備等で浄化し、ストロンチウム処理水を含む処理水として敷地内のタンクに貯蔵しています。

なお、敷地内には970基のタンクがあります。(多核種除去設備等処理水の貯蔵タンク827基、ストロンチウム処理水の貯蔵タンク129基、淡水化装置(RO)処理水12基、濃縮塩水2基/2019年7月18日現在)。

※2020年末までのタンクの建設計画は約137万㎥(立方メートル)、現在、2020年12月末までに約137万 分のタンクを建設する計画ですが、2022年夏頃には満杯になる見込みです。

 

原爆投下を受け、敗戦、原子力発電所における事故を起こしても、まだ懲りずに原子力発電を推進しようとしています。天災の地震、津波、台風、森林火災のみならず、新型コロナウイルスによる被害は終息の気配は見せず、2派、3派の予測があります。天災のみならず人災も請け負うことはありません。人災は無くすことができます。原子力発電の必要性には、私には疑問に思えてなりません。

 

 

 ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。

 

[初版2021,3,12 更新2024.3.11]


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