今日紹介する化石はゴニアタイト
見ての通りアンモナイト化石。
ゴニアタイトは、デポン紀中紀からペルム紀末紀(3億9000万年前~2億5000万年前)まで生息していたアンモナイト類の目の1つ。
殻の形が球形で巻きが密になっているのが特徴。
このゴニアタイトでは殻が研磨されて隔壁などの内部構造が良く見える。
白い結晶が気室の中一面に成長しているのが見てとれる。
そして、何よりも驚かされるのが、殻の中に他のゴニアタイトの化石がいくつか見られる事!
下の写真を拡大すると確認できる。
どうしてこんな風になったんだろう。
自分の想像だと、大きい方のゴニアタイトが死んで殻の一部が割れ、そこに小型のゴニアタイトが流れ込んで来たのではと思う。
本当に不思議だ。
あと、アンモナイトの渦巻きはいつ見ても美しい!
この間の池袋ミネラルショーでは、アンモナイトの特別展示が有った。
そこに書かれていたのが、アンモナイトの渦巻きは等角螺旋で成長していくとの事。
色々な事を知る度に思うけど、化石コレクションは止められない!
■化石情報
名前 : ゴニアタイト
時代 : 古生代デポン紀
産地 : Jorf,Morocco
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