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(スペアナ)RF Explorer (Handheld Spectrum Analyzer) : 50KHz – 960MHz レビュー

2018-09-10 12:36:18 | スペアナ

(スペアナ)RF Explorer  (Handheld Spectrum Analyzer) : 50KHz – 960MHz

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このモデルは、Discontinuedです。後継機があります。そちらをご覧ください。デモ機は所持しています。条件により、放出を検討致します。

お問い合わせは

http://www.shop-online.jp/ElectronicsDIY5/index.php?body=mail&PHPSESSID=4067afc202e59292a9858847a75083dc

もともと、標準的な使用は、付属のアンテナと併用して、非接触的に高周波をdetectすることをfounderは志向していますが、direct connectして、通常のスペアナのように使用することも可能です。

(RF level/frequencyはPC-Based softwareである、RF Explorer for Windowsの中のconfigure offset項目でオフセット表示ができます)

FG SDG1025 10.000000MHz,-40dBmをdirect接続して、測定した結果です。

Default

peak計測など、カーソル表示もできるようになっています。

このように極力、オフセットを取って、そのレンジで正確に測定することも可能になっています。(ソフトは、last settingでre-activateすることができますので、次回もそのoffset値で再測定ができます)

オフセット後表示(測定周波数は正確に、10.000MHz表示に補正され、RF levelも、-40.5dBmまで補正できます)

十分、受信機などの信号ラインの測定に使用できますが、気を付けるのは、RF levelは、10dBmを超えないようにする必要があるだろうことで、通常のスペアナが、+25dBmないし30dBm MAXですが、それよりtoleranceは低いと思われるので、実際の回路で使用する場合は、事前に測定レベルが、0dBm以下での測定になるように注意が必要かと思います。また、DC toleranceも通常は、±50VDC MAXですが、それよりかなり低いDCでないと故障の原因になるかと思うので、実測定では、DC cut offするほうが無難かと思います。アンテナ使用では信号レベルが減衰するはずですので、アンテナで、direct接続したときのlevelの予想が困難と思いますので、こういう時こそ、事前にデジタルオシロで高周波レベルとDC offset値を測定し、極力、ダメージを与えないように使用するのがいいかと思います。

測定例 Siglent SDG1025 sine wave 10.000000000MHz(external reference 10MHz) -40dBm(2mVp-p/50ohm load)

RF explorerは、menuから、start 5MHz,stop 15MHzにセットアップしています。(自動で、RBWは、110kHzにセットされ、この場合、centerは、10.000MHzにセットされます)

Battery 充電は、Battery ONで行います。

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HF帯で、使うアンテナは、黒のアンテナで、Magoya Telescopic NA-773と言うアンテナです。

マニュアルからの抜粋

This is a telescopic, high quality 2dBi antenna ideally suited for 144MHz and 430MHz bands, typically used in two way radios and HAM bands.
It offers a good response in all frequencies below 1GHz. Use this antenna in all ranges of frequencies between 15-1000MHz. In some cases collapsing partially or totally may provide better response in the highest frequencies of the range.
The metallic structure of the antenna is a direct connection to the core RF connection, therefore take precautions for the antenna not being in contact with strong electric fields or DC current.

非接触測定では、基本的にこのアンテナを伸縮させて、計測を行います。2dBiのヘリカルアンテナと推察され、144MHz/430MHzのハムバンドのみならず、HF帯まで、15MHz-1000MHzのレンジとなってはいますが、それ以下も使えるようです。10MHz sine wave -30dBmも、アンテナを最長に伸ばすと、測定モードは、いくつか変更できますが、NORMALから、例えば、MAX HOLDに変えて、最大値を計測するか、Averge(最大16)、計測かすると、約-38dBmと測定され、Near Field Probeのような大きな減衰はないので、このRF Exprorerだけでも、RF levelはよく、detectできます。(10MHzのアンテナはないので、T型分岐の一方を50ohm loadして、開放されているBNC端子の直近にNA-773の先端は絶縁されているので、先端部分を極力近づけて測定)

入力は、30dBm attenuator/direct 10dB attenuator/-20dBm LNA onの3設定が、Menuから変更できますが、通常は、defaultのdirect 10dB attenuatorで使うのでいいと思います。manualに書かれているように、NA-773の金属部は、RF lineに接続されているので、強い電界域やDC電流が流れる箇所にcontactしないように先端の絶縁部で一番近づけるのがいいでしょう。

いろいろ、menu設定をいじっていっていますが、かなり、いろいろ、設定変更ができます。また、追記します。

灰色のアンテナは、UHFアンテナと命名されています。

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測定単位は、dBmの他、dBuVに単位変更が、menuから可能です。

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(アンテナのVSWR測定方法/youtube)

RF Explorer Network Analyzer Advanced: VSWR measurement

https://www.youtube.com/watch?v=q7D1E_axpzw

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アマチュア無線のトランシーバー用に以下の Wide Band Antenna(144MHz/430MHz/1200MHz)のアンテナをお取り扱いします。第一には、無線機側のアンテナ端子に接続し、近接させて、RF Explorerのほうには、付属のUHFアンテナ(灰色)をつけて、測定することを目的に取り扱いますが、RF Explorerのほうに接続して使用する事も可能です。

WIDE BAND ANNTENNA 1200円

(Specification)
Frequency: 144/430/1200MHz (136-174MHz & 400-520MHz).
Gain: 2.15/3.0 dbi.
Max power: 10 Watts.
V.S.W.R: <1.5.
Impedance: 50 OHM.
Connector Type: SMA-Male.
Length: 5cm.

M型male-SMA female converting connector  1000円

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SSG 500.000000000MHz/-30dBm(GPS Receiver 10MHz 外部基準動作)

Spanは、0.12MHzまで変更可能 Spanを狭めれば、周波数確度は、ほぼ1kHzまでは、offset 0.001MHz程度の補正程度でokです。level確度offsetは、-3の補正(1の位まで可能)程度は必要です。

 


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