Hot-Air and Soldering Station ACCTA 301A(100-120V AC)
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Hot-Air and Soldering Station ACCTA 301A(100-120V AC)
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ACCTA 301(A)は、ウクライナで新たに開発された、Hot-Air and Soldering Stationで、主にHot-Airによる表面実装部品のdesoldering(はんだ除去)/solder paste solderingと表面実装部品のsoldering(はんだ付け)を行うためのsoldering stationです。もちろん、axial lead部品のはんだ付けも可能です。Hot-Airは、熱収縮チューブの固定などにも使えます。ウクライナからは、いくつかの有名なGuiger counterが開発販売されていたり、Ukraine Gearからはたいへんアイデアに富んだゴム動力による木製模型キットが販売されていたりします。youtubeなどでご存知の様に、ウクライナやロシアの電子工作はヨーロッパやUSAなどと同様に盛んで、Software Defined Radio type Transceiverの開発など、注目に値するgadgetが製作されていたりします。この度、ウクライナ ACCTAから、新しい、Hot-Air and Soldering Station 2種がでましたので、ご紹介を兼ねて、少し、説明を加えたいと思います。
当shopでは、新しい、Hot-Air and Soldering Stationとして、ACCTA 301Aの実機試験の機会を得ましたので、レビューとして、説明をしていきたいと思います。もう実際に初期テストは終了し、AC 100V/60Hzで動作確認し、問題なく動作することを確認しています。Hot-Air/Soldering ironの温度設定は独立していますので、使いやすい仕様になっています。主に、表面実装部品のdesolderingにHot-Airを使用することと、表面実装部品を1PIN,1PINでもsolderingできるような細い先端tipを採用したモデルになっています。
Features
- Ultra-compact device.
- Microprocessor control system.
- Real-time temperature display.
- Allows temperature monitoring when the tip touches with the surface.
- Temperature parameters control using analog adjusting potentiometers.
- Hot air gun overheating protection.
- Soldering iron temperature accuracy ±5 °C.
- Soldering iron linear temperature characteristic.
- Soldering iron heat-up time up to 12 seconds.
- Hot air gun auto switch-off.
- Soldering iron compatibility with Hakko 900M standard replacement soldering tips.
左のつまみは、Hot-Airの温度調節つまみです。独立して、温度調節が可能です。つまみを回すと温度設定変更が自動で可能で、仮に120に設定し、つまみから手を離すと現在のtip先端温度表示に移行し、徐々に温度が120°に固定されます。Hot-Airは、ラックに置いている場合は、最初にラックから外すと自動で動作を開始します。また、ラックに戻すとstand-by modeに自動で変わります。使わないときは、前面スイッチをオフにできます。真ん中のつまみはHot-Airの送風速度の変更つまみで変更が可能です。右のつまみは、soldering pen(はんだごて)の温度調整つまみです。Hot-Airと同様につまみを動かしている間は、設定温度調整つまみとして働き、つまみから手を離すと、設定温度、たとえば、338に設定して、つまみから手を離すと、自動で現在の先端tip温度表示を行い、設定温度まで上昇すれば、338表示し、使用開始可能と言うことになります。この温度設定が独立しているのは、じつはほとんどなくて、中国製のモデルでは、温度調整はHot-Airとsoldering pen共通で、同じ温度設定をする仕様になっています。この方式でもいつも、同じ手順で注意を払えば問題はないですが、仮にHot-Air,soldering penスイッチonのまま、ある理由で、Hot-Air温度を400°以上に設定した場合、solderin penのほうも、tip温度を上昇させてしまう恐れは残ります。できれば、温度調節は、それぞれ、独立していたほうがいいと言えて、まさにACCTA Soldering Stationはそれを満たしています。
Hot-Air ノズルは、898Dがねじ止めなのと異なり、回して固定する脱着方法を採用していてます。問題ないですし、ねじ止めより、扱いやすいです。
Soldering Iron Tip AOYUE T-I
conical typeと言って、roundな形状のsoldering tipを採用しています。これは、Aoyue 936/937/968や、Saike/Yuiha 898D/898Dなど、広範囲に採用されている標準仕様のようなtipになります。spec上は、HAKKO 900M-T-I(先端が細い円すい型で、狭ピッチなどに最適な極細タイプ )
と同じです。
Soldering iron先端部を分解すると以下のようになります。