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ハーモニカに泣く!

2006-02-05 | エミコ
『青山にあるブルーノート東京
ハーモニカの音色に魅せられたのは、ビリージョエルのアルバム『イノセント・マン』の中の「夜空のモーメント」…その曲だけテープが伸びきって聴けなくなるほど繰り返した。その後、自分で作曲を始めて編曲を友人に頼む時いつも「間奏にハーモニカを使って~!」と言っていた私を見て作曲の師匠が「この人知ってる?」と貸して下さったのが トゥーツ・シールマンス。すぐに虜になり、何枚も彼のアルバムを聴きまくった。8年前に青山のブルーノート東京に行って演奏を聴けてとっても感動して、その後も何度も来日していたのに行けなくて、久しぶりにこの間、夫と行って来ました!本当にチャーミングなおじいちゃまで、年齢を感じさせない、みずみずしく、甘くせつない音楽!
1曲目から泣かされてしまった…
 ハーモニカと彼は一心同体。音色は彼そのものであり、完全に溶け合っている。これだけの一体感がなければ、音楽なんてやらない方が良いと、しみじみと感じさせられた一夜でした。夫は自分のお葬式の時、このハーモニカを流して欲しいなあと、つぶやいておりました。そんなトゥーツ・シールマンスおじいちゃま、3才からアコーディオンを弾き始め、14才の時に見た映画の中で、電気イスに向かう囚人がハーモニカを吹くというシーンを見て、そのサウンドが気に入り、それがハーモニカを吹くきっかけになったとのこと!哀しい、どこか懐かしい音色がヘビーなシーンを美しく切なく、彩っていたのであろう事は容易に想像できる。
私の一押しは、なんといってもThe Brasil Project,The Brasil Project, Vol. 2です。ブラジル音楽界のスター達と制作した名盤!



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