9月14日に日本を発ち、10月15日に帰国…もう2ヶ月以上が経ってしまいました。ポルトガルでのコンサートツアーのブログを待っていてくださった皆さま、本当に済みません。私が写真好きということもあり、撮ってきた写真は3000枚近く、帰国して改めて何と素晴らしい時間を過ごしたことか!と痛感し、すっかり宝物化してしまったら、詳細を書くのがとてもとても難しくて、大量の写真をにらめつつ、どこをどう書けばいいのか?…なんて悩んでいるうちに、早2ヶ月…。
毎年恒例の高輪プリンスホテルでのクリスマス&ディナーショーも目前です。今年は記念すべき10回目です。お陰様で完売御礼となりました。本当に嬉しい!演奏を聴いていただける方々には、きっとポルトガルのコンサートツアーが、どれだけ私達の糧となったかを感じていただけるだろうと思います。
これから何回かに渡って、写真を交えてポルトガル・コンサートツアーのリポートを綴っていきたいと思います。
2007年9月14日、成田空港21時55分発のエアーフランスで出発。おっと出発前にやっぱり重量オーバーにひっかかってしまったメンバー2名。女性の海外旅行はここが第一難関。化粧品、洋服類…やはり男性より、どうしても荷物は多くなってしまうわけで…。パリに早朝着いて、リスボン空港には9月15日の朝8時55分着という段取り。何度かポルトガルへ飛行機で行ったけれど、この夜出て、向こうに朝着くというのが、いちばん時差ぼけもなく、楽でした。狭い飛行機の中も寝てしまえば、こっちのもの!だし。
「飛行機の中から撮った、美しい空!」
今回のこのコンサートツアーの功労者はなんと言っても、フランシスコさん!彼は私達と知り合ってから、夢を叶えるために奔走してくれました。日本にいる私達とやり取りをしつつ、コンサートのブッキング、それに関係する人達とのコンタクトといった準備から始まり、私達が行ってからは、まるでお母さんのように世話をしてくれ、時にマネージャー、時に司会者、運転手…明るくて温かいフランシスコさんが側にいてくれるだけで、私達は本当に精神的にも助けられました。
「愛すべき人柄のフランシスコさんは、到着早々、空港内でおもてなし!私達に歓迎のバラをプレゼントしてくれた上に、なんと飲み物や果物、食べ物をピクニックボックスに詰めて持って来てくれて、いきなり食べなさいと広げだし…嬉しいなあ~!」
後でご報告する数々の教会などでのコンサートは、普通なら許可も下りないし、ましてや私達はクリスチャンという訳でもありません。それなのに、奇蹟のようにコンサートを出来たのは、フランシスコさんとそのご家族のお陰です。
私達がファミローザハーモニー結成10周年でポルトガルを訪れた際、ある方のいらっしゃる教会へ演奏を捧げに行きました。前に別のコラムで書きましたが、ポルトガルのファティマという場所はマリア様が3人の子供の前に何度も現れてお告げをした…そのお告げの一つがローマ法王の狙撃事件であり、そのお告げのお陰でローマ法王は一命を取り留め、その後、毎年、ファティマへお礼参りに行くという場所で、マリア様が実際に現れた所に大聖堂が建てられ、世界中から物凄い数の人達が巡礼に来る聖地になっています。そのマリア様に会った3人の子供のうちの一人が生きていて修道女になり、故郷から離れた教会で厳重に守られていることを知った母が、マリア様に会ったことによって、家族とも離れ教会に入ることになり、それでも愛と平和のために祈りを捧げているという心に共感し、どうしても感謝を込めて演奏を捧げたいという思いでいて、とうてい叶わないとであろうと思っていたのですが、色々な人の助けで実現しました。その1年後にルシアさんはお亡くなりになり、さらにその1年後、生まれ故郷であるファティマへ埋葬されるというセレモニーが行われると聞いて、母はそこまでは、どうしても見届けたいとポルトガルへ行きました。その時に、会ったのがフランシスコさんです。フランシスコさんは、後で分かったのですが、ルシアさんのお姉様の子供で、現存する一番近い親族であるため、その式典に呼ばれていました。
そんなこんなで、ほとんど会話もままならないのに、フィーリングのみ(?)で交流を温め、(良い意味の)成り行きで私達の夢を叶える大切な存在の人になってしまいました。本当に、人との出会いって不思議!
そんな訳で滞在中も地方へ公演に行った時以外は、フランシスコさんの家にホームステイ。
「フランシスコさんはアーティストでもあります。家のあちらこちらに摩訶不思議なオブジェが…。自作の絵があちらこちらに飾られています。」
ファティマは前記したように貴重な場所なので、古いものはなるべく保存するという傾向にあって、フランシスコさんのお宅もフランシスコさんのご両親の代からのもので、中は改装して綺麗ですが、見た目は良い感じに古い建物。近所には故ルシアさんの生家、マリア様に会ってお告げ通りに先に亡くなった、ジャシンタとフランシスコの生家などがあり、博物館となっています。
「シスタールシアの生家と、ミュージアムの彼…フランシスコさんの甥っ子のジュリオといいます。私達を共に助けてくれた大切な友人!」
常に、世界中からお祈りを捧げに来る人達がいて、週末には大聖堂の駐車場はキャンプしながらお祈りに来る車でいっぱいなほど。本当にステキな環境です!今回はこの辺で!
毎年恒例の高輪プリンスホテルでのクリスマス&ディナーショーも目前です。今年は記念すべき10回目です。お陰様で完売御礼となりました。本当に嬉しい!演奏を聴いていただける方々には、きっとポルトガルのコンサートツアーが、どれだけ私達の糧となったかを感じていただけるだろうと思います。
これから何回かに渡って、写真を交えてポルトガル・コンサートツアーのリポートを綴っていきたいと思います。
2007年9月14日、成田空港21時55分発のエアーフランスで出発。おっと出発前にやっぱり重量オーバーにひっかかってしまったメンバー2名。女性の海外旅行はここが第一難関。化粧品、洋服類…やはり男性より、どうしても荷物は多くなってしまうわけで…。パリに早朝着いて、リスボン空港には9月15日の朝8時55分着という段取り。何度かポルトガルへ飛行機で行ったけれど、この夜出て、向こうに朝着くというのが、いちばん時差ぼけもなく、楽でした。狭い飛行機の中も寝てしまえば、こっちのもの!だし。
「飛行機の中から撮った、美しい空!」
今回のこのコンサートツアーの功労者はなんと言っても、フランシスコさん!彼は私達と知り合ってから、夢を叶えるために奔走してくれました。日本にいる私達とやり取りをしつつ、コンサートのブッキング、それに関係する人達とのコンタクトといった準備から始まり、私達が行ってからは、まるでお母さんのように世話をしてくれ、時にマネージャー、時に司会者、運転手…明るくて温かいフランシスコさんが側にいてくれるだけで、私達は本当に精神的にも助けられました。
「愛すべき人柄のフランシスコさんは、到着早々、空港内でおもてなし!私達に歓迎のバラをプレゼントしてくれた上に、なんと飲み物や果物、食べ物をピクニックボックスに詰めて持って来てくれて、いきなり食べなさいと広げだし…嬉しいなあ~!」
後でご報告する数々の教会などでのコンサートは、普通なら許可も下りないし、ましてや私達はクリスチャンという訳でもありません。それなのに、奇蹟のようにコンサートを出来たのは、フランシスコさんとそのご家族のお陰です。
私達がファミローザハーモニー結成10周年でポルトガルを訪れた際、ある方のいらっしゃる教会へ演奏を捧げに行きました。前に別のコラムで書きましたが、ポルトガルのファティマという場所はマリア様が3人の子供の前に何度も現れてお告げをした…そのお告げの一つがローマ法王の狙撃事件であり、そのお告げのお陰でローマ法王は一命を取り留め、その後、毎年、ファティマへお礼参りに行くという場所で、マリア様が実際に現れた所に大聖堂が建てられ、世界中から物凄い数の人達が巡礼に来る聖地になっています。そのマリア様に会った3人の子供のうちの一人が生きていて修道女になり、故郷から離れた教会で厳重に守られていることを知った母が、マリア様に会ったことによって、家族とも離れ教会に入ることになり、それでも愛と平和のために祈りを捧げているという心に共感し、どうしても感謝を込めて演奏を捧げたいという思いでいて、とうてい叶わないとであろうと思っていたのですが、色々な人の助けで実現しました。その1年後にルシアさんはお亡くなりになり、さらにその1年後、生まれ故郷であるファティマへ埋葬されるというセレモニーが行われると聞いて、母はそこまでは、どうしても見届けたいとポルトガルへ行きました。その時に、会ったのがフランシスコさんです。フランシスコさんは、後で分かったのですが、ルシアさんのお姉様の子供で、現存する一番近い親族であるため、その式典に呼ばれていました。
そんなこんなで、ほとんど会話もままならないのに、フィーリングのみ(?)で交流を温め、(良い意味の)成り行きで私達の夢を叶える大切な存在の人になってしまいました。本当に、人との出会いって不思議!
そんな訳で滞在中も地方へ公演に行った時以外は、フランシスコさんの家にホームステイ。
「フランシスコさんはアーティストでもあります。家のあちらこちらに摩訶不思議なオブジェが…。自作の絵があちらこちらに飾られています。」
ファティマは前記したように貴重な場所なので、古いものはなるべく保存するという傾向にあって、フランシスコさんのお宅もフランシスコさんのご両親の代からのもので、中は改装して綺麗ですが、見た目は良い感じに古い建物。近所には故ルシアさんの生家、マリア様に会ってお告げ通りに先に亡くなった、ジャシンタとフランシスコの生家などがあり、博物館となっています。
「シスタールシアの生家と、ミュージアムの彼…フランシスコさんの甥っ子のジュリオといいます。私達を共に助けてくれた大切な友人!」
常に、世界中からお祈りを捧げに来る人達がいて、週末には大聖堂の駐車場はキャンプしながらお祈りに来る車でいっぱいなほど。本当にステキな環境です!今回はこの辺で!