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出張!ヴォイスヒーリング~出雲編

2005-09-20 | ユミコ
 先月に引き続き、また出雲へ行ってました。目的は“ 出張ヴォイスヒーリング”です!出雲の方たちって、素直なんだなあ~って感じます。東京の人たちだったら、やっぱり斜に構えてしまうだろうなあって思う。俗にいう田舎と都会の違いなんだろうか~。東京は情報や物があふれすぎてて、忙し過ぎるんだろうな。ある意味汚染されてる、振り回されてる。
 
 今回、ヴォイスヒーリングをさせて頂いた方たちの中でも、特に忘れられない80才位のおばあちゃま。この方は京大を出られて、音楽の先生でした。今はコーラスグープを作られて、老人ホームでボランティア活動もしていらっしゃる元気でとってもユニークな おばあちゃま。一見なんのご苦労もなさそうですが、30才になる息子さんは、知能障害で3才位だそうです。
私が歌い出すと同時に、一緒に声をはりあげて歌い出した。“?”と思ったけど続けていたら、次に床に座って縮こまりながら子守歌 → 体を動かしながらわらべ歌 → 最後は合掌しながら般若心経を唱えはじめた。私の声と般若心経のコラボにはビックリ!(その時の私は高音のドをロングトーンで反復してました。鐘のようだったなあ~。)
 その時身震いがして、これが本当のお経だと思った。そして、それはこの世のものとは思えないほどに美しい“音楽”だった。その時は無心で歌っている状態なので、ピンときてなかったけれど、時間が経てば経つほど感動が蘇ってくる。短時間の間に人間の一生が凝縮されて、見させられたような気がしました。しかも音楽で。
 終わってから、おばあちゃまが“今までのいろんなことが走馬灯のように出てきたの。音楽を好きで始めたのに仕事にしてしまったために歌うことが楽しくなくなってたのよね。でも、これからまた歌うわ!”って言ってくれました。こどもの頃好きで歌ってた歌が出てくるのね~って不思議がっていらっしゃいまし た。

 そういえば、以前祖母が入院していた病院でミニコンサートをさせて頂いた時、童謡とかを演奏すると、涙流したり歌い出したりするご老人の姿があった。どんなに肉体が弱っても、刻まれた記憶=魂は変わらないってことだよね。私もおばあちゃまからかけがえのない愛をいただいて、ほんとに励まされました!

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