パソコンの前に座っても集中力が欠け、難しいことは考えたくないとうつろに時間を過ごすときがあります。
することがなくうつろな状態というのではなく、やるべきことはあるのにダラダラして自分を情けないと思っていたりするとき・・・
そんなとき、You Tubeでクラシックギターで弾くハナミズキを聞きました。
フーッと気持ちが安らぎ、曲に感情が引き出されていく、心地よさを感じました。
あの時以来、心がうつろになるとクラシックギターで弾くハナミズキに始まるギター曲を聴くようになりました。
特に聴くのがアカウント名がPEKOAPRIさんのギター曲です。
ハナミズキに始まり川の流れのように、君がくれた時間、つぐない・・・などなど。
同じ曲を他のギター奏者の方も弾いていますが、何故かPEKOAPRIさんの曲想に魅かれます。
画面に映し出される指の動きにも関心がいきます。
「あんなに大きな手指で弦を抑え、弦をはじくことができたら私だって・・・」
が、しかし~の現状です。
ギターが上手になりたかったと思います。
遠い思い出話しになりますが( ^ω^)・・・、
社会人になって初めての給料でギターを買いました。
給料をもらった帰り道、楽器店に寄り、ギターを選んでいた自分の姿と心持ちをハッキリ覚えています。
「まあ・・」と、あきれ顔の母の様子も、ハッキリと脳裏に焼き付いています。
NHKで放送していたギター教室を見て、ドレミ・・を覚えて・・
でも、ギターを満足に弾けるようになっていません。
それなのに、転勤族の何十年の年月の間に、私から見切りを切られることもなく、いまでも私のそばにあります。
これから先も、私の指が、心酔するようなメロディーを、奏でることはないでしょう。
それでもきっと、私の眼中に納まる場所にあり続けることでしょう・・・ね😇
ギターの話題につられて、母の顔も父の顔も目に浮かんできます。
「そうですね・・・。もうお盆ですね。父さん、母さん、姉さん・・😌 」
両親と姉に献げます。