我家の梅の木は、20年ほど前に水戸の偕楽園に行った時に、苗木として売っていたものです。
植えた所が、梅にとって生育条件が悪かったのか、これまで食梅として漬けるほどの量を、収穫したことがありません。
品種は、南高梅なので、大きくておいしい梅の実を、期待していたのですが‥
今年は、どうしても梅が漬けてみたくて、スーパーで少し買ってきて、漬けました。
何十年ぶりかの挑戦です。
熟して柔らかくなっていました。洗って塩につけました。
塩で梅酢が上がってきたので、シソをいれ、真夏を待ちました。
夏の日射しに三日三晩さらし、再びシソに入れました。
今夜は、初めて梅を1個取り出して、味をみました。
「Good!!」
夫には、市販の梅よりもおいしいという評価を求めました(?)。
来年はこの瓶が、満杯になる量の梅を、漬けたいと思います。
今日のタイトルは「自然の力」なのに、何故、梅の話題なのか・・・
人間の英知としての梅なのかもしれませんが、これほど食卓に鎮座する食物は、他にないように思います。
酸っぱい梅肉が、食べられるようになるためには、自然の力が大きいなぁ‥と思います。塩とシソと太陽と夜の湿気で、できました。
日射しを当てないで仕上げても、おいしくできるそうです。
・・が、日中は強い日射しで干からびて、夜は夜気の湿気で水分を取り戻す・・この呼吸を三日も続けると、皮が柔らかく、ヌルっとした滑らかな梅肉になります。
「これが、酸っぱいのにおいしい!!」😋
これは、梅の話ではありませんが、先日、花の写真を撮っていて驚いた自然です。
赤オレンジ系の花がきれいなので、勢い込んで写真を撮ろうと近寄っていきました。
ところが、花の周囲や幹には、アブラムシが一杯です。
「ウワッ、ナニコレッ!!」って感じです。
幹もオレンジ色の木なのかなぁと思ったのに、オレンジ色の正体は、無数のアブラムシなのです。しかも、お尻をピンと立てたような元気のよさです。
やっぱり、チョット気持ち悪くて、後ずさりしました。
「この、繁殖数の多さにも、自然ってそうなんだなぁ‥」
この花の横には、美しい自然の力がありました。
今にも飛んでいきそうな綿毛をつけた種子があり、やっぱりパチリです。
美しい姿です。
きれいな花々に目を奪われ、想像も及ばない全ての物に施されたデザイン性に自然の力を感じます。
こんな地球に生きることができて
「ありがとう」
😀 花名は? 花と種です。