見出し画像

hitonohuukei

人の風景 emiko life 103話  深夜の静寂

見出しの画像は、私の部屋から見た未明の風景です。

昨夜は、疲れていて10時ごろには、寝てしまいました。
そうなると、ひと眠りの目覚めが深夜3時です。せっかく早く寝たのだから、十分睡眠をとるためにも、もうひと眠りしようと思うのですが、だんだん頭が冴えてきてしまいます。

起きて、窓から外を見ます。私の部屋の灯りも消えているので、深夜の暗さが、部屋の中まで広がってきます。

少し自宅の立地条件について、お話しします。ここは以前、梨園だった土地を、建売住宅地として、10軒ほど区画割りされて、売り出されたものです。この区画の一番端にあるこの土地を見て、夫は即決で購入しました。

位置的には、山を梨園に開拓したものだということで、少し小高くなっています。さらに、2階建ての東面の部屋を私が占領しています。

区画の一番端ということもあり、窓からは、北東から南西の範囲が、視野に入ります。視野の中心が東になります。残念ながら、北から西にかけては、隣の家と接しているために、楽しむことができません。

見出しの画像は、窓から私の目の高さで、撮ったものです。
地域の家の屋根が、少し目の下になる高さで、外を見ることができます。

画像の中心は、東になり、地平線と言える屋根々の上、10度くらいの所を、成田空港を離陸した飛行機が、飛んできます。画像の端に見える鉄塔の先の方で、全ての飛行機は、旋回して、南や西に方向を変えます。
「ああ、あの滑走路から飛び立つ飛行機は、アジア方面に行くんだなあ」
話が逸れましたが‥

今日、話題にしたかったのは、自宅のこの立地条件から見える、深夜の窓の外の風景です。

子どもの時から、空を見上げるのは好きでしたが、私が寝不足になったのは、子どもが巣立った後の部屋を、私が使い始めたのがきっかけです。

部屋から見る夜空の美しさ、暗闇の美しさ。暗くなればカーテンを閉めていた年月の長さが、惜しく思えるほどです。
両隣りに家が立ち並んでいたら、この気づきさえなかったかもしれませんが‥

今日の午前3時は、薄曇りで、星は雲の合間にチラッとみえるだけ、風もなく穏やかです。さらに、何よりも皆さんが寝ています。ほとんどの家の窓の明かりが、消えています。

窓に肘をつき、この暗闇を見ていると、皆さんが安らかに睡眠中だということに、心が満たされます。

近くに、高速道路はありませんが、車の走る音が遠くに聞こえます。それでも、それらの音が、ふっと途切れ、耳がキーンとなるような静寂があります。

「ああ、音がなく、家々が寝静まり、星も出ていない本当の暗闇だなぁ‥」

私の心は安らかです。😌 

     
       😀 ミカンが大きくなってきました。
     


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「emikoの風景」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2023年
人気記事