7月20日放映の『題名のない音楽会』の話題です。
「高嶋ちさ子ともっと売れたいスーパーチェロ7」のタイトルで、30分のバイオリンとチェロの競演番組を見ました。
インターネットを検索すると昨年、7月28日にも「高嶋ちさ子と7人のチェロリストの音楽会」として放映されています。
とても、楽しい番組でした。
高嶋ちさ子さんのヴァイオリンも素晴らし演奏でしたが、話題にしたいのがチェロ7の一人、佐山裕樹さんのことです。
佐山裕樹さんが5,6才だったころ、お会いした時の車の中では、いつもクラシックの曲が流れていました。前の座席に座っている裕樹さんは、流れている曲に飽きることもない様子でした。
「こんなに小さい子に、クラシックを聞かせておられるのだなあ」と内心思ったことを覚えています。
また、私が韓流ドラマに夢中だった時期がありました。その時のドラマが『宮廷女官チャングムの誓い』。主題曲も覚えるくらい好きな番組でした。
こんな私のことが話題になったのでしょうか、花火大会を一緒に観覧することになった当日、裕樹さんがチャングムの誓いの主題曲をチェロで弾いてくださいました。小学生の頃です。
楽譜で覚えて弾くのではなく、曲を聴いて、音符を捉えて弾くとのことでしたから、驚きました。
あの日、あの時の小さな裕樹さんがチェロを弾く姿は、印象深く私の脳裏に刻まれています。
その裕樹さんが、多くのコンクールで賞に輝き、桐朋学園大学での活躍、卒業後の音楽界への羽ばたきと大きく成長されていることを嬉しく思います。
ほか6人のチェロリストの方々も、素晴らしい技でした。
宮沢賢治の童話『セロ弾きのゴージュ』にイメージする静かな夜のチェロの音‥とは違って、立ち技、早技など、全身を使ってのいろいろなチェロの技がとても楽しく、笑顔で聞く曲に仕上がりました。
本当にチェロの世界を背負うスーパーチェロ7でした。
これからの活躍に注目しておきたい皆さんです。
高嶋ちさ子さんの益々の活躍も期待しています。
😀 今日はピンクの花です。