今季初のフィギャスケートの競技・オータムクラシックがカナダで開催されました。
いよいよフィギャスケートシーズンの開幕です。
昨年のオータムクラシックは、オリンピック後の競技となり、羽生選手の気力は十分と思えない滑りでした。
今年は、回転の成否に勝敗が左右されそうな雰囲気なので、羽生選手の渾身の努力が窺えます。
が・・ショートプログラムでは、最初の回転で着氷できませんでした。
「今シーズン開幕、最初の回転で転んだなんて嫌だなぁ‥」
フリーも前半の回転2本は、本来の美しい姿で着氷できませんでした。
「緊張しすぎ‥?」
それでも、優勝できて良かったです。
昨年のフリー曲「SEIMEI」は、物語性が強く、曲想にはっきりした変化があったので、滑りにその強弱が表現されて、競技全体に安定性がありました。
今季の「Origin」は、曲想が難しく感じられるのに加えて、プルシェンコの滑りの姿が重なってしまいます。このOriginを滑るプルシェンコの姿は、皇帝の異名にふさわしいものだと思えます。
どのように羽生オリジナルのOriginが、出来上がっていくのか、期待と不安が入り混じっています。
紀平選手の滑りは、安定的で良かったですね。
でも、私としては安定的な滑りよりも、インパクトのある滑りをして欲しいと思います。きっと、強弱のある、ハラハラ感のある滑りができる紀平選手だと思います。同門の宮原知子選手のように、全身に漲る表現の欲求を感じさせて欲しいのです。
そうすれば、押し寄せてくるソ連女子選手を恐れることはないと思います。
このところ感じるザギトワ選手の表現の美しさと競って欲しいのです。
2位だったメドベージェワは、良かったですね。
昨年、いろいろなことがあり、心が萎えてしまうのではないかと心配していましたが、この滑りに復帰を感じることができました。
滑りにも、オーサーコーチ流が出てきて、強弱のある中にも丸みのある熟成してきている何かを感じます。
ザギトワとどう戦うのか、同じ氷上で二人の姿が見たくてなりません。
勿論、応援するのはメドベージェワですが‥‥
エキシビションで「美少女戦士セーラームーン」を滑った時から、応援しています。
😃 朝顔とタマスダレの花です。