先のemikolife 241話で、三原舞依選手が今シーズン復帰している喜びを、投稿しました。
この投稿に、続き希望をクリックされた方がありましたので、再度、話題にしたいと考えていました。
そんな折に・・
このところ、フィギュアスケートの記事が多くなり、話題も盛り上がってきました中で、2つの記事が心に留まりましたので、その話題です。
10月6日 配信 Sportiva
10月3日 フィギュアスケート近畿選手権SPを滑る三原舞依
小宮良之・文 text by Komiya Yoshiyuki
私は、この近畿選手権の模様が放映されたのに気づかずにいて、選手権の一部始終を見ていません。
残念に思い、三原舞依選手の滑りをYouTubuでみました。
やはり、まだ、弱弱しい雰囲気が感じられましたが、滑ることを楽しんで、氷上に立っていることは、感じることができました。
そこで、上記の小宮良之氏の記事を見つけ、読んだ時の胸の安らぎについて、話題にしたいと思った次第です。
この記事には、難病に負けず、スケートリンクに戻ってきた三原選手に対する称賛の気持ちが溢れていて、私の胸を熱くする言葉でした。
タイトルが先ず嬉しい・・・
『三原舞依がいるべき場所に戻ってきた。「この瞬間を待っていた」』
三原選手は、自分がいるべき場所、いるべき瞬間を、ベットの上で、千秋の思いで待っていたことでしょう。
私だったら、とっくに諦めているなぁ( ^ω^)・・・
記事抜粋・・・・
三原は、世界のトップを舞台に戦ってきた選手である。自らのスケートに求める要求は高い。その向上心が彼女を羽ばたかせてきた。現状では、体力は2年前の状態にはまだ戻っていないし、ジャンプも回転数を落として滑っていた。ルッツは降りられるようになったが、3回転の連続ジャンプは試合では今のところ封印。プログラムの構成を決めたのも実は直前で、ジャンプの順番やコースを間違えないか、心配だったという。 この日、飛び抜けたスコアで優勝した"盟友"坂本花織の演技を、彼女はじっと見つめていた。 「かおちゃん(坂本花織)とは練習の時からですが、今日見ても、迫力が違って。また、一緒のグループで滑れるように戻りたいですね。(近畿選手権では)かおちゃんには笑顔で、『良かったね』って言ってもらえて。まだライバルと言えるような状況ではないですけど、同じ舞台に立てるように頑張りたいです!」 三原は復活しただけでは満足していなかった。彼女のスケート愛は、むしろ氷の上に立ったことで、むしろ巨大になっていた。 「一つ一つ、大切に確実に滑れるように。(11月の)西日本選手権までに戻し切るようにやっていきたい」 彼女は彼女のスタンスでスケートに向かう。今後はグランプリシリーズのNHK杯、全日本選手権出場も見込まれる。生命力をほとばしらせる妖精が舞う。
もう一つの記事です。
本田真凛選手についてです。
本田選手についての報道で、これほど真髄をついた言葉に触れたことが、これまでにありませんでした。
なぜ、マスコミがこれほど本田選手に対して好意的なのか、不思議に思ってきた私です。
付け加えて言えば、真凛選手だけではなく本田姉妹全員に対する記事の表現に不快感を感じることがあります。
話題にしたい記事です。
10月13日 配信 Wedge
(sayu_k/gettyimages)
新田日明(スポーツライター)・文
10月9・10日にフィギュアスケート 東京選手権が開催されました。
優勝は、永井優香選手です。
新田日明(スポーツライター)記者の本文によると、優勝者の永井選手よりも総合7位の本田真凛選手と12位の妹・本田望結選手の方に脚光が当てられたということです。
私が、本田選手に眼差しを向けることができない点が、正にこのことですよね。
何故か、マスコミが本田選手を持ち上げて記事を書き、美貌と評価し、マイナス点を見なかったように、ひと試合ずつの評価が流されていく感じに、イライラします。
もっとジャンプが跳びたいと濱田美栄コーチの離れ、アメリカへ。
きっと、濱田コーチの指導に耐えられないのだなぁ・・・
マスコミがいつの試合のときも、本田選手に心地よい記事を書いていたら、本田選手は、これ以上、成長することは出来ないなぁ・・
こんな私の不満を代弁している今回の記事
『「相応の評価」こそが本田真凛を成長させる』
に、心が安堵しました。
こんな視点の記事を書ける記者がいることに、感謝です。
記事の抜粋です・・・・
もっと分かりやすく言うと、企業所属で今大会のエントリーを果たしていたのは本田姉妹だけである。そういう観点から考察しても多くのメディアが本田姉妹を猛プッシュせざるを得ない理由として、前記したようにさまざまな“忖度”を頭に入れなければならない諸事情があることは容易に想像もつくはずだ。バックに大手広告代理店や巨大メディア、スポンサーの利権が複雑に絡んでいることもあって不利な内容は避け、極力ポジティブに報じようとしている流れは、この業界を知っている人ならば大半が分かっている。もちろんフィギュアファンも薄々気づいていることは言わずもがなであろう。 強調しておきたいが、本田姉妹を「否定」しているわけではない。とにかく周囲は相応の評価をすべきであるということだ。日本女子フィギュア界の発展にもつながらないだろうし、この世界のトップに君臨するロシアの牙城を脅かすことなど夢のまた夢である。参考までに11日の国内ロシア杯第2戦の最終日で逆転優勝を飾った16歳のアレクサンドラ・トルソワはSPで77・5点(3位)、フリーで全体トップの164・82点をマークし、合計240・59点と世界レベルの演技を見せつけている。 無論、今月2日の近畿日本選手権でジュニアデビューを果たした5人兄妹の末っ子で13歳の本田紗来も然りだ。望結と紗来はオスカープロモーション所属で女優などの芸能活動を両立させ、長妹の真凜も同じく「元オスカータレント」。昨今の過剰な忖度は日本女子フィギュア界の足かせになるだけであることを周囲はいい加減に気づくべきである。
本田真凛選手が、ジュニア選手権で優勝し、ポンと私の前に躍り出たとき、
「こんな選手がいるんだ!」
と期待感を膨らませました。
特に真凛という名前が、私の孫の名前も磨鈴(まりん)ということもあり、頭の中で鳴り響くんです。
これほど強烈に響く名前なのに、応援する気持ちになれなかったんです。
私の心持ちが狭いのでしょうか・・・?
とにかく今後、「相応な評価」で本田選手を成長させていただきたいものです。