最終話（第10話） 「神様のくれた結末とは…！？」
結末、とても良かったです！
五十嵐奈々（深田恭子）と大器（松山ケンイチ）との間に、ドラマの中では子供は生まれなかったけど、これから先に生まれるかもしれないし、このまま家族は二人のままかもしれないし・・・。
でも、どちらにしても二人のこれから進む道には笑顔がたくさんあって、時々悩むことがあっても二人で乗り越えていくのだろうなと しっかり思えるような終わり方だったと思うので、とても素敵なラストだと思いました！！
家に戻ってきた奈々が
「赤ちゃんを授かることが奇跡だって思ってたけど、一生一緒に居たいと思えるパートナーと出会えたことが、そもそも奇跡なんだなって。
子づくり始めてから赤ちゃんのことばっかり考えて子供にしか目が行ってなかったけど、大ちゃんと出会えたことが一番の奇跡なんだよ」
「たとえ二人っきりの人生だとしても、子供を避けるような生き方はしたくないんだ。
やっぱり子供が好きだから。
お母さんっていう形ではなくても、子供とはずっと触れ合って生きてきたいって思うんだ」
と言った言葉、そして大器の
「俺が後悔するとしたら、奈々の手を離した時だよ。
子供のいない人生は耐えられるけど、奈々がいない人生は耐えられないよ。
俺は今も十分幸せだよ。
奈々と二人だったら、これからだって楽しくやっていく自信はある」
という言葉のやりとりが、とても素敵でした！
大器の母・聡子（高畑淳子）の言葉も、とても良かったです
「妻が辛い思いをしている時は、夫も一緒に辛い思いするべきでしょう？
嬉しい事や楽しい事は誰とでも共有できるけど、辛い事や悲しい事は一番大事な相手としか共有できないんじゃないの？
辛くても悲しくても、悩んでも苦しんでも二人で一緒に生きていこうって約束したのが夫婦なんじゃないの？
それが結婚ってもんなんじゃないの？」
もがき苦しんでいる二人に突破口を与えてくれた聡子のエールに、とても感動しました！
伊豆のダイビングスクールで奈々が大器の事を回想していたけど、大ちゃんの今までのダイジェスト映像の数々を観ながら私は、
大ちゃんは間違いなく奈々の「光る君」だ！！
と思いましたよ！
大河ドラマ「平清盛」を観た人ならピンとくる言葉ですが
「大ちゃん、大好き！大好き！大好き！」と言ってからの奈々からのキス、そして大器からもキスするシーンは、あまりものラブラブぶりに観ているこちらが嬉しいやら照れてしまうやらで、泣き笑いしながら観ていました
大器が仕事のプレゼンテーションで「価値観や家族の形態が多様化した現代社会だからこそ、あらゆる形態の家族や仲間が共存・共生する施設を目指します」と言っていたけど、
色々な事情を抱えている人が世の中には たくさんいるので、対象を特化する場所も時には必要かもしれないけど、特定の人を排除するような考え方がなくなって、もっと共生し合える社会になればいいな～と願っています。
このドラマで一番言いたかった事かもしれませんね。
他の家族は・・・
広瀬渉（眞島秀和）と青木朔（北村匠海）は、パートナップシップの宣誓をし、結婚指輪を
朔ちゃんによって、わたるんの母・ふみ（田島令子）の理解も得られて、良かったです！
朔ちゃんは「家族を作るのが夢だったのに、大切な人の家族を壊すなんて本末転倒だ」って自分の事を責めていたのですね。
ふみが「今じゃ息子が一人増えたみたいだわ」と言ってくれて、本当に良かったです！
川村亮司（平山浩行）と杉崎ちひろ（高橋メアリージュン）は、事実婚契約書を交わし、遺言書を作成することにしたのですね。
ちひろの「あの子（亮太）がまた自分の居場所を無くしてしまうのだけは避けたいから」という考え方が、とても素敵だな～と思いました。
亮司の息子・亮太（和田庵）に無理に「お母さん」って呼ばせるのではなく、「ちひろ」と呼ばせて、友達のようだけど お母さんのような、決めつけた関係にしないでいく方法もありなのかも、と思いました
小宮山深雪（真飛聖）が一番変わったかも！？
「妻」「母」という肩書を取られて、今まで守ってきた鎧がなくなって、たくさん考えたのでしょうね。
長女・優香（安藤美優）に
「中学受験を乗り越えれば後は苦労しないで済むと思ってたけど、そんな訳ないよね。
むしろ苦労したり失敗したりすることも、優香の人生にとっては大切なことかもしれない。
行きたい中学に行きなさい」
と言う日が来るなんて
夫・真一郎（野間口徹）も思い直してくれて良かったです。
「商社を辞めたのは家族と過ごす時間を持ちたかったからなのに、好きな仕事に就けても家族がバラバラになってしまったら、本末転倒だよ。
一緒に頑張ってくれないかな？
パパとママとしてだけじゃなく、夫と妻としてももう少しいい関係でいられるように」
深雪もケーキ屋でパートするようになったし
、背伸びしないインスタをアップするようになったのだろうし！？、
こちらもいい雰囲気で終わることが出来て、本当に良かったです！！
４家族の群像劇でしたが、それぞれにドラマがあり、しっかりと描かれていて、どの家族にも興味を持って最後まで観ることが出来て、本当に本当に素晴らしいドラマだと思いました！
「妊活ドラマ」というネーミングばかりが使われていましたが、メインは妊活でも、「家族」をしっかりと描いていて、色んな立場の人に配慮した内容になっていて、でもボヤけていなくて、言いたいことがキチンと伝わっている、とても深くて大きな作品だったと思います！
子供がいない私が観て辛くならないかな・・・と思い、実際に辛い場面もあったけど、観続けて本当に良かったと思える作品でした。
そして、キャスティングが全て完璧でした！！
みんなが役に入りきっていて、この人以外には考えられないというキャストばかりでした。
特に奈々を演じていた深キョンが今までにない深キョンで、「深キョン」ともう言えないというか「奈々そのもの」で、とても感慨深かったです。
今期のフジテレビのドラマは どれもチャレンジングで良かったですが、このドラマの完成度は群を抜いていたと思います。
素敵なドラマをありがとうございました！！
←web拍手です。
※これまでの感想
第１話 第２話 第３話 第４話 第５話 第６話 第７話 第８話 第９話
※公式ＨＰ（こちら）
結末、とても良かったです！
五十嵐奈々（深田恭子）と大器（松山ケンイチ）との間に、ドラマの中では子供は生まれなかったけど、これから先に生まれるかもしれないし、このまま家族は二人のままかもしれないし・・・。
でも、どちらにしても二人のこれから進む道には笑顔がたくさんあって、時々悩むことがあっても二人で乗り越えていくのだろうなと しっかり思えるような終わり方だったと思うので、とても素敵なラストだと思いました！！
家に戻ってきた奈々が
「赤ちゃんを授かることが奇跡だって思ってたけど、一生一緒に居たいと思えるパートナーと出会えたことが、そもそも奇跡なんだなって。
子づくり始めてから赤ちゃんのことばっかり考えて子供にしか目が行ってなかったけど、大ちゃんと出会えたことが一番の奇跡なんだよ」
「たとえ二人っきりの人生だとしても、子供を避けるような生き方はしたくないんだ。
やっぱり子供が好きだから。
お母さんっていう形ではなくても、子供とはずっと触れ合って生きてきたいって思うんだ」
と言った言葉、そして大器の
「俺が後悔するとしたら、奈々の手を離した時だよ。
子供のいない人生は耐えられるけど、奈々がいない人生は耐えられないよ。
俺は今も十分幸せだよ。
奈々と二人だったら、これからだって楽しくやっていく自信はある」
という言葉のやりとりが、とても素敵でした！
大器の母・聡子（高畑淳子）の言葉も、とても良かったです
「妻が辛い思いをしている時は、夫も一緒に辛い思いするべきでしょう？
嬉しい事や楽しい事は誰とでも共有できるけど、辛い事や悲しい事は一番大事な相手としか共有できないんじゃないの？
辛くても悲しくても、悩んでも苦しんでも二人で一緒に生きていこうって約束したのが夫婦なんじゃないの？
それが結婚ってもんなんじゃないの？」
もがき苦しんでいる二人に突破口を与えてくれた聡子のエールに、とても感動しました！
伊豆のダイビングスクールで奈々が大器の事を回想していたけど、大ちゃんの今までのダイジェスト映像の数々を観ながら私は、
大ちゃんは間違いなく奈々の「光る君」だ！！
と思いましたよ！
大河ドラマ「平清盛」を観た人ならピンとくる言葉ですが
「大ちゃん、大好き！大好き！大好き！」と言ってからの奈々からのキス、そして大器からもキスするシーンは、あまりものラブラブぶりに観ているこちらが嬉しいやら照れてしまうやらで、泣き笑いしながら観ていました
大器が仕事のプレゼンテーションで「価値観や家族の形態が多様化した現代社会だからこそ、あらゆる形態の家族や仲間が共存・共生する施設を目指します」と言っていたけど、
色々な事情を抱えている人が世の中には たくさんいるので、対象を特化する場所も時には必要かもしれないけど、特定の人を排除するような考え方がなくなって、もっと共生し合える社会になればいいな～と願っています。
このドラマで一番言いたかった事かもしれませんね。
他の家族は・・・
広瀬渉（眞島秀和）と青木朔（北村匠海）は、パートナップシップの宣誓をし、結婚指輪を
朔ちゃんによって、わたるんの母・ふみ（田島令子）の理解も得られて、良かったです！
朔ちゃんは「家族を作るのが夢だったのに、大切な人の家族を壊すなんて本末転倒だ」って自分の事を責めていたのですね。
ふみが「今じゃ息子が一人増えたみたいだわ」と言ってくれて、本当に良かったです！
川村亮司（平山浩行）と杉崎ちひろ（高橋メアリージュン）は、事実婚契約書を交わし、遺言書を作成することにしたのですね。
ちひろの「あの子（亮太）がまた自分の居場所を無くしてしまうのだけは避けたいから」という考え方が、とても素敵だな～と思いました。
亮司の息子・亮太（和田庵）に無理に「お母さん」って呼ばせるのではなく、「ちひろ」と呼ばせて、友達のようだけど お母さんのような、決めつけた関係にしないでいく方法もありなのかも、と思いました
小宮山深雪（真飛聖）が一番変わったかも！？
「妻」「母」という肩書を取られて、今まで守ってきた鎧がなくなって、たくさん考えたのでしょうね。
長女・優香（安藤美優）に
「中学受験を乗り越えれば後は苦労しないで済むと思ってたけど、そんな訳ないよね。
むしろ苦労したり失敗したりすることも、優香の人生にとっては大切なことかもしれない。
行きたい中学に行きなさい」
と言う日が来るなんて
夫・真一郎（野間口徹）も思い直してくれて良かったです。
「商社を辞めたのは家族と過ごす時間を持ちたかったからなのに、好きな仕事に就けても家族がバラバラになってしまったら、本末転倒だよ。
一緒に頑張ってくれないかな？
パパとママとしてだけじゃなく、夫と妻としてももう少しいい関係でいられるように」
深雪もケーキ屋でパートするようになったし
、背伸びしないインスタをアップするようになったのだろうし！？、こちらもいい雰囲気で終わることが出来て、本当に良かったです！！
４家族の群像劇でしたが、それぞれにドラマがあり、しっかりと描かれていて、どの家族にも興味を持って最後まで観ることが出来て、本当に本当に素晴らしいドラマだと思いました！
「妊活ドラマ」というネーミングばかりが使われていましたが、メインは妊活でも、「家族」をしっかりと描いていて、色んな立場の人に配慮した内容になっていて、でもボヤけていなくて、言いたいことがキチンと伝わっている、とても深くて大きな作品だったと思います！
子供がいない私が観て辛くならないかな・・・と思い、実際に辛い場面もあったけど、観続けて本当に良かったと思える作品でした。
そして、キャスティングが全て完璧でした！！
みんなが役に入りきっていて、この人以外には考えられないというキャストばかりでした。
特に奈々を演じていた深キョンが今までにない深キョンで、「深キョン」ともう言えないというか「奈々そのもの」で、とても感慨深かったです。
今期のフジテレビのドラマは どれもチャレンジングで良かったですが、このドラマの完成度は群を抜いていたと思います。
素敵なドラマをありがとうございました！！
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