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平清盛 第31話

2012-08-05 21:51:14 | 平清盛
第31話 「伊豆の流人 ~栄華を極める清盛 挑む頼朝!新章へ」

平治の乱から5年、清盛(松山ケンイチ)は京の近くに港を作ることを画策。
一方、二条天皇(冨浦智嗣)に皇子が生まれ、後白河上皇(松田翔太)との対立は深まっていた。
清盛は、後白河上皇が望んでいた千体の千手観音像を収める蓮華王院(三十三間堂)を献上し、褒美として嫡男・重盛(窪田正孝)を公卿である参議としてもらう。
上皇は、天皇が蓮華王院を訪ねないことに激怒。
重盛は天皇との謁見の際に、天皇に蓮華王院を訪れることを勧めるが、天皇は「天子たるもの親などおらぬ、朕はそう心得ておる」と怒り、立ち去ってしまう。
家に戻った清盛は、重盛を激しく怒り、「邪魔だてだけはするでない」と言い放つ。
天皇は急な病に伏せてしまい、駆けつけた清盛に、生まれて間もない皇子・順仁親王に譲位する準備をするよう命じる。
順仁親王が即位して六条天皇となり、二条帝は間もなく崩御する。
その葬儀の席に、上皇が比叡山の僧侶を多数引きつれて、鐘や太鼓を打ち鳴らしながら弔問に訪れる。
そんな上皇に、清盛は
「相も変らぬ赤子のごときお方にござりまするな。
 お若き日と同じく、自分はここに来た、腹を空かせて泣いておると、母を求めて喚き散らしておられる。
 帝が『親などおらぬ』と仰せになったも道理。
 あなた様は、手のかかる厄介な赤子にござりました。
 赤子にこの国を託すわけにはいかぬ・・・それが亡き帝の悲痛な思いであったと心得ます。
 この平清盛、全身全霊を込めて、亡き帝のお志をお守りいたす所存。
 お引き取りくださりませ」
と諌める。
上皇は「読めたぞ、そなた朝廷を思うままに操るつもりであろう。あぶない、あぶない、騙されるところであった」と言って去っていく。
そんな清盛を見た重盛は、「修羅の道を進む父上を、陰に日向にお支えする。私も見てみとうなった、父上があそこまで作りたいという国というものを」と妻・経子(高橋愛)に決意を語る。
清盛は、上皇の乱行を諌めた働きを認められ、大納言に昇任。
そんな中、母・池禅尼(和久井映見)が亡くなり・・・


というような内容で、第3部が始まりました。

源義朝の子・頼朝(岡田将生)の話もちょこちょこ入っていたんですけど、まだ本筋には関わっていないので、上では割愛しました。
頼朝の話を入れ込むのは分かるのだけど、ああしてちょこちょこシンクロさせるより、最初の数分あるいは最後の数分にまとめて描いた方が良かったんじゃないかなぁ・・・と私は思ったのですが。
伊豆の豪族・伊東祐親(峰竜太)と、その娘・八重姫(福田沙紀)、豪族・北条時政(遠藤憲一)の動きも少しずつ入れたかった、ということなのでしょうけどね。
清盛の話が途中でブツブツ切れて、清盛や重盛の心の動きが分かりづらくなったのが残念でした。
私の理解が悪いせいかもしれませんが。

上皇を諌める清盛の言葉が、松田翔太さん演じる後白河上皇の姿をまさに言い当てているようで、文字起こしをして改めてすごいなぁ、と色々な意味で思いました。
二条天皇に皇子が生まれたということは、上皇は「おじいちゃん」になったということなんですけどね。。。
あんな生まれたばかりの皇子が天皇とは・・・まさに乱世となりそうですね。

平家も、弟や子供たちと意見が合うこともあれば合わないこともあったり。
人数が多いので、弟と子供の区別をつけるのが観ていて大変だったりしますが
池禅尼も亡くなり、第1話から登場していた人はいなくなってしまいましたね。

第3部の幕開けの回でしたが、初回から混沌としているような・・・
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