emitanの心にうつりゆくもの

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平清盛 第42話

2012-10-28 22:16:10 | 平清盛
第42話 「鹿ヶ谷の陰謀」

京の鹿ヶ谷にある山荘では、後白河法皇(松田翔太)、藤原成親(吉沢悠)、西光(加藤虎ノ介)らが集まり、平家打倒の企てを謀っていた。
摂津源氏・多田行綱(野仲イサオ)は、そのことを知らされずに呼ばれていたため驚くが、源氏の象徴である白い旗を掲げて法皇のために戦うよう説得される。
法皇は、清盛と結びつきの強い比叡山の明雲(腹筋善之介)に言いがかりをつけて捕縛し、拷問し、詮議をろくにすることなく伊豆へ流罪とする。
しかし、山法師たちが力ずくで明雲を奪還したため、法皇は平家の棟梁・重盛(窪田正孝)に比叡山の山門を攻めるよう命じるが、重盛は父・清盛(松山ケンイチ)に判断を仰ぐ。
清盛は上洛し、法皇に「それではかえって法皇様のご威光が地に落ちるおそれがござりまする。明雲殿の罪状には確たる証拠も無し」と言うが、法皇は「平家にとっても一大事であろう。しばし都に止まり、一門で重々話し合うがよい」と答えるのみであった。
行綱は、同じ摂津源氏の源頼政(宇梶剛士)に、共に法皇側に付いて挙兵しようと働きかけるが、頼政は「もう平家のためにも源氏のためにも戦う気も、力も持ち合わせぬ。やんごとなき方々が酒の席で思いつかれた企てで倒せるほど、平家は脆くない。よくよくご思案の上、事を進められませ」と話して兵を出すのを断る。
清盛に対して、法皇は翌日御所に参内せよと知らせた夜、行綱は六波羅邸を密かに訪れ、翌日清盛を捕縛して六波羅を攻撃する企てがあることを知らせる。
翌朝、清盛は成親と西光を捕縛し、その知らせは法皇にも伝わる。
清盛の前に連れ出された西光は、清盛に対して野良犬などと罵詈雑言を浴びせ、「そなたの国作りは志ではない。復讐だ。己を犬と扱う王家への恨みつらみに突き動かされておるだけ。どこから現れ、どこへ行くのかも分からぬ得体のしれぬ男の復讐に付き合わされておる」と叫ぶと、清盛は激怒して西光を何度も蹴り、西光の斬首を命じる。
一方伊豆では、北条政子(杏)が源氏伝統の刀・髭切を箱から取り出し、源頼朝(岡田将生)に対して、このような暮らしをするために清盛はこの刀を渡したのかと問い、「武士の魂を忘れるなということではないのか」と訴える。
頼朝は政子に「私を明日へ連れて行ってくれ。昨日とも違う、今日とも違う、私の明日へ」と話すと、政子は「共に参ろうぞ。まだ見ぬ明日へ」と答え・・・


というような話でした。

今日はゾクゾク、ドキドキ・・・そして頼朝の笑顔に感動
そして清盛が西光をボコボコにする姿は見苦しくも見えました。

久しぶりに「王家の犬」という言葉が登場。
これほどまでに平家が力を持っていては、もう「王家の犬」と言う人などいなかった中で、西光がこれでもかというほどに清盛の嫌がる言葉の数々をぶちまけて。
清盛の出自についても・・・。
清盛の心境としては「自分の思うことがなぜ分からないのか」ということと「わしが今やっているのは復讐ではないと打ち消したかった」ということなのかなぁ。
ナレーションでは「清盛は明日を見失いかけていた」と言っていましたが。

頼朝の方は、今までずっとウジウジと暗い感じでしたが、やっと笑顔が出て、この笑顔までが本当に長かったので(爆)、バックに流れる音楽と大雨も相乗して、すごく感動しました。
まぁ、雨の量は多すぎのような気がしましたが・・・(お二人とも大変だったでしょうね)
「このような暮らしをするためにこの刀を渡したのか」というセリフは、「!!!」でした。
そっかー!そうだったんだ!!と、まさに頼朝と同じ心境に。
いやぁ、すごい!あの時の刀が、ここで繋がるんだ!!と。
またしても藤本さんの脚本に感服しました。
清盛が武士が頂に立つために苦悩する様子がシンクロしているのも、素晴らしかったです。

鎌倉幕府ができる1192年まで、あと15年。
今のところ、清盛が反対勢力を制圧しているかのように見えますが・・・。
でも、平家のほころびは確実に出ていますよね。
残り8話でどこまで描かれるのか、楽しみです
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