第3話 「あなただけを救うために私は生まれた…」
万里小路有功(堺雅人)が1,000回の素振りをしたことを、家光(多部未華子)は澤村伝右衛門(内藤剛志)から聞き、有功に「そなたを褒めるような口ぶりであった」と不思議そうに話す。
先日家光から賜った子猫・若紫について、有功は「可愛らしゅうござりましょう」と言うと、家光は「可愛いから嫌いなのじゃ。小さくて、温かくて・・・娘を思い出す」と言い、有功は家光が15歳の時に娘を産んだが死んでしまったことを知る。
家光が有功の部屋に足しげく通うため、他の中臈たちは我慢がならぬと騒ぎ出そうとしていた。
それを知った有功の家来・玉栄(田中聖)は、中臈の一人・重里(戸次重幸)の部屋から脇刀を盗み出し、その刀で若紫を刺す。
家光は重里を手打ちにしようとするが、有功は身を挺して重里を守り、重里は手打ちは免れるが切腹して果てていく。
大奥に仕える小姓たちの間では、有功が素振りを1,000回したこと、そして有功が重里を守ったために重里は手打ちを免れて武士としてのメンツを保つ死に方(切腹)ができたということで、有功に対する株は急上昇していった。
有功は家光に対し、若紫に対して念仏を唱えるように言うが、家光が「そんなもので救われるのは、元々幸せだった人間だけ。念仏を唱えて楽になる暇もない位、次々と悲しみが襲ってくるものはどうしたらよい?」と話すのを聞き、家光が伝右衛門に命じて市中の女の髪の毛を切らせていることを知った有功は、「ご自分だけが辛い思いをしているとお思いなら、それは大間違いや」と家光を諌める。
家光は春日局(麻生祐未)にその事を話し、有功を少し懲らしめてやろうと、有功に女装をするよう命じる。
他の中臈と伝右衛門が先に女装をして家光の前で舞を踊るが、有功は家光が大笑いをする声を廊下から聞いて、「なんと悲しい笑い声」という感想を抱く。
そして有功は
「自分はなんと思い上がっていたことか。
あなたと同じ苦界に落ちてようやく分かるとは。
私は何故このか弱い御方に、あない酷いことを言えたのやろう。
この方はきっと今まで幾度も女としてのご自分を踏みにじられてきたのやろう。
私は大奥の苦しむ人々の助けになりたいと思うて生きてきた。
そしてそれが叶わぬとなったら、人としての心まで捨てようとした。
なんで気づかなかったのか。私が救えるのはたった御一人やったんや。
私の救わなければならない御方は、ずっと目の前におられたんや。
目の前で、こないに私にすがって、もがき苦しんでいる御方が、たった一人おられるやないか」
と気づき、家光に女性用の着物を羽織らせ、髷をほどいてあげると、家光は有功の胸に抱きついて大声で泣き出し・・・
というような話でした。
いやーーー、ニャンコの●●シーンには絶句でしたが・・・。
(ニャンコ大好きのダンナは「ダメだろ!!」と怒っていましたが)
玉栄は、有功の身を守るためなら何でもする、ということになってしまったのでしょうか
有功がそれを知ったら、とても悲しむし怒ると思うのですが・・・。
玉栄がだんだん黒くなっていく姿が悲しかったです
そのシーンは置いておいて・・・
今回は家光のこれまでの苦悩が一気に描かれていて、多部ちゃんの熱演により、最後はすごく感動してしまいました。
そして、麻生さん演じる「怖い春日局」が復活
母に大事に育てられて、自慢の黒髪を可愛らしく結ってもらっていた少女が、ある日突然母を殺されて、髪を切り落とされて、男として生きるように言われて・・・
それ以来、黒髪を下ろすことは許されず髷のままで、綺麗な(女物の)着物を許されることもなく、女性としての感情を殺して生きてきて、せっかく授かった娘も死んでしまい・・・
そんな家光の抱える大きな闇を、やっと有功が理解してあげることができ、家光もやっと大声で泣くことができた・・・
ということで、今回はやっぱり多部ちゃんの演技に尽きるなぁ~と思った回でした
腹いせに伝右衛門に命じて、市中の女の髪を切っていったのには怖いなぁとは思いましたが。
そして「それの何が悪いの?」という態度の家光・・・
春日局の教育は、ほんと恐ろしい
うーーー、いじめのシーンが無くなったのは良かったのだけど、ニャンコがぁ
それ以外は、たいぶ見やすくなってきたなぁ、と思った回でした。
______________
木10「結婚しない」は、視聴はしていますが、感想を書くのは止めました。
申し訳ありません
後日、何話かまとめて感想を書こうかな、と思っています。
万里小路有功(堺雅人)が1,000回の素振りをしたことを、家光(多部未華子)は澤村伝右衛門(内藤剛志)から聞き、有功に「そなたを褒めるような口ぶりであった」と不思議そうに話す。
先日家光から賜った子猫・若紫について、有功は「可愛らしゅうござりましょう」と言うと、家光は「可愛いから嫌いなのじゃ。小さくて、温かくて・・・娘を思い出す」と言い、有功は家光が15歳の時に娘を産んだが死んでしまったことを知る。
家光が有功の部屋に足しげく通うため、他の中臈たちは我慢がならぬと騒ぎ出そうとしていた。
それを知った有功の家来・玉栄(田中聖)は、中臈の一人・重里(戸次重幸)の部屋から脇刀を盗み出し、その刀で若紫を刺す。
家光は重里を手打ちにしようとするが、有功は身を挺して重里を守り、重里は手打ちは免れるが切腹して果てていく。
大奥に仕える小姓たちの間では、有功が素振りを1,000回したこと、そして有功が重里を守ったために重里は手打ちを免れて武士としてのメンツを保つ死に方(切腹)ができたということで、有功に対する株は急上昇していった。
有功は家光に対し、若紫に対して念仏を唱えるように言うが、家光が「そんなもので救われるのは、元々幸せだった人間だけ。念仏を唱えて楽になる暇もない位、次々と悲しみが襲ってくるものはどうしたらよい?」と話すのを聞き、家光が伝右衛門に命じて市中の女の髪の毛を切らせていることを知った有功は、「ご自分だけが辛い思いをしているとお思いなら、それは大間違いや」と家光を諌める。
家光は春日局(麻生祐未)にその事を話し、有功を少し懲らしめてやろうと、有功に女装をするよう命じる。
他の中臈と伝右衛門が先に女装をして家光の前で舞を踊るが、有功は家光が大笑いをする声を廊下から聞いて、「なんと悲しい笑い声」という感想を抱く。
そして有功は
「自分はなんと思い上がっていたことか。
あなたと同じ苦界に落ちてようやく分かるとは。
私は何故このか弱い御方に、あない酷いことを言えたのやろう。
この方はきっと今まで幾度も女としてのご自分を踏みにじられてきたのやろう。
私は大奥の苦しむ人々の助けになりたいと思うて生きてきた。
そしてそれが叶わぬとなったら、人としての心まで捨てようとした。
なんで気づかなかったのか。私が救えるのはたった御一人やったんや。
私の救わなければならない御方は、ずっと目の前におられたんや。
目の前で、こないに私にすがって、もがき苦しんでいる御方が、たった一人おられるやないか」
と気づき、家光に女性用の着物を羽織らせ、髷をほどいてあげると、家光は有功の胸に抱きついて大声で泣き出し・・・
というような話でした。
いやーーー、ニャンコの●●シーンには絶句でしたが・・・。
(ニャンコ大好きのダンナは「ダメだろ!!」と怒っていましたが)
玉栄は、有功の身を守るためなら何でもする、ということになってしまったのでしょうか
有功がそれを知ったら、とても悲しむし怒ると思うのですが・・・。
玉栄がだんだん黒くなっていく姿が悲しかったです
そのシーンは置いておいて・・・
今回は家光のこれまでの苦悩が一気に描かれていて、多部ちゃんの熱演により、最後はすごく感動してしまいました。
そして、麻生さん演じる「怖い春日局」が復活
母に大事に育てられて、自慢の黒髪を可愛らしく結ってもらっていた少女が、ある日突然母を殺されて、髪を切り落とされて、男として生きるように言われて・・・
それ以来、黒髪を下ろすことは許されず髷のままで、綺麗な(女物の)着物を許されることもなく、女性としての感情を殺して生きてきて、せっかく授かった娘も死んでしまい・・・
そんな家光の抱える大きな闇を、やっと有功が理解してあげることができ、家光もやっと大声で泣くことができた・・・
ということで、今回はやっぱり多部ちゃんの演技に尽きるなぁ~と思った回でした
腹いせに伝右衛門に命じて、市中の女の髪を切っていったのには怖いなぁとは思いましたが。
そして「それの何が悪いの?」という態度の家光・・・
春日局の教育は、ほんと恐ろしい
うーーー、いじめのシーンが無くなったのは良かったのだけど、ニャンコがぁ
それ以外は、たいぶ見やすくなってきたなぁ、と思った回でした。
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木10「結婚しない」は、視聴はしていますが、感想を書くのは止めました。
申し訳ありません
後日、何話かまとめて感想を書こうかな、と思っています。
emiちゃんは原作を知らないんだね。その方がドラマを楽しめる(粗筋&展開)と思いますよん。
しばらく大奥読んでいないなあ。(結構、泣けます。)
そうなんです、原作は未見です。
ネットサーフィンや本屋に行けば分かるとは思うのですが、このドラマはそこへお散歩することなく観てみようと思います。
でも、原作に結構忠実なドラマだ、という話は耳にしています。
原作は「結構、泣けます」なんですね~。
今回第3話のお話も、最後の方は私の涙腺がゆるみそうでした。
原作を知らないので、毎回かなりドキドキですぅ。。。
(私には、ちょっと刺激が強いかも)
さすがにというか
気温低いですねー。
そろそろ暖房ってとこかな?
うちの方はちょっと暑くて。。
秋になり切ってないな感じです。
>最後はすごく感動してしまいました。
泣けましたよぉ~。
しかし、
どうして有功は女装を
しなかったのですかね?
ニャンコのシーンは残酷だよねー
(前回のネ・・も嫌だったけど)
後半の優しさを
強調させたかったのかもだけど
こういうシーンは
今後勘弁ですよん
結婚しない(笑)は
観続けてるようですね~。ってか
ワタシもです
千春が、、痛いね
こちらは既に暖房はついていますよ~。
北海道は冬の方が電力が足りないそうなので、今から設定温度は低く・・・と思っているのですが、朝晩はやっぱり暖房が無いと寒いです。
本州はまだまだ暑いのですね(*_*)
やっぱり、その季節らしい気温に早くなってもらいたいですね!
そうそう、有功の女装姿は、多くの方が待ち望んでいたと思うのですが・・・(伝右衛門より)
「家光の苦悩と号泣」に焦点を当てて、そこのみで盛り上げようと思ったのかもしれませんね。
その演出のおかげで、私もかなり感動してしまいましたが。
(堺さんが女装している姿は観たいけど、そこに目を奪われる可能性はかなり大きいので)
ニャンコォ・・・にゃんこぉ・・・(涙)
「結婚しない」・・・ねぇ!(苦笑)
千春が痛いし、みんな痛いし・・・
菅野ちゃんも天海さんも玉木くんも、真逆で元気な役の方が私は好きです。