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平清盛 第25話

2012-06-24 22:12:25 | 平清盛
第25話 「見果てぬ夢~はるか宋への道」

信西(阿部サダヲ)は諸国から租税を集め、「遣唐使を復活させる」という夢の実現に向け奔走していた。
清盛(松山ケンイチ)はそのことを信西の妻・朝子(浅香唯)から聞き、そのスケールの大きさに感心する。
朝廷では、二条天皇(冨浦智嗣)派と、譲位した後白河上皇(松田翔太)派とが対立。
信西は、二条天皇派の藤原経宗(有薗芳記)と藤原惟方(野間口徹)を罷免し、また後白河上皇の寵愛を受けている側近・藤原信頼(塚地武雅)に対しても、能力が無いからとして近衛大将の位を与えることを拒否するなどして反感を買っていた。
清盛は、源義朝(玉木宏)の病床の妻・由良(田中麗奈)のために、宋の国の薬を届けようと声を掛けるが、義朝は拒否。
そして清盛に対し「俺にどうせよと言うんだ。藤原摂関家にかつての栄華は無く、誰の後ろ盾も引き立ても望めぬ。父の首を斬りながら、左馬頭どまり。妻が病に倒れたは、俺の不甲斐なさ故だ。全てにおいて恵まれた貴様とは違う」と言い捨てる。
後白河上皇の姉・統子(愛原実花)が上西門院となり、その蔵人となった義朝の嫡男・頼朝(中川大志)は、殿上始の儀で清盛の杯に酒を供することとなった。
初めて対面した清盛に圧倒された頼朝は、酒をこぼしてしまう。
そんな頼朝に清盛は「やはり最も強き武士は平氏じゃ。そなたのような弱き者を抱えた源氏とは違う!」と言い捨てるが、その顔には笑顔があった。
由良の容体が悪化し、義朝は清盛から宋の薬を得に行こうとするが、由良は「平氏に頭を下げてはなりませぬ」と拒否。
そして「どうか私を誇り高き源氏の妻として、死なせてくださりませ・・・と父が」と話して息を引き取る。
清盛は、自邸で妻・時子(深田恭子)に向かって、信西の功績により民の暮らしが楽になってきていること、信西の国作りを利用してこれまで武士が上ったことのない高みに登って、義朝が上って来るのを待つ、と話す。
そして清盛は、遣唐使の目途が立ったという信西の命により、大願成就のために熊野神社の参拝に出掛けることになる。
義朝は、藤原信頼に呼ばれて、信西の首を取らないかと持ちかけられるが断る。
自邸でふさぎ込む義朝に、頼朝は平清盛はいかなるお方なのかと聞く。
義朝は、清盛と初めて対決した競べ馬の時の出来事を話し、「最も強き武士は源氏だ。貴様のような情けない者を抱えた平氏とは違う!」と吐き捨てたこと、そして生涯競い合える相手が見つかったことが嬉しくて笑顔になってしまって振り返れなかったことを話す。
それを聞いて頼朝は、清盛が殿上始の儀で笑顔を見せた意味が分かる。
信西に反感を持った藤原経宗、藤原惟方、藤原信頼らは密会し、その場に義朝も現れる。
そして、信西の館に兵が襲撃し・・・


というような内容でした。

由良が亡くなってしまいましたね
田中麗奈さんが、短い出番の中で好演していたので、とても残念です。
義朝に冷たく当たられながらも、頼朝にしっかりと教育をしているのが、とてもよく分かりました。
亡くなるシーンでは、結婚前によく照れ隠しのために「・・・と父が」と発言の最後に付けていたのを、最後に入れて。。。
・・・もらい泣きしていたのに、思わず笑ってしまいました。
うーん、「・・・と父が」とここで入れたのは良かったんだろうか??

清盛が頼朝に対して吐き捨てたセリフは、第3話の競べ馬のシーンと繋がっていたんですね。
そして、第3話の競べ馬のシーンをリピートしたら、頼朝のナレーションで父が振り返らなかったことと、「源氏なくして・・・平家なくして・・・」という今回の第25話と同じ言葉が入っていて、本当にビックリしました。
第3話の時から、この第25話のことを見越していたんですね!!
鳥肌が立ちました。
まさに藤本有紀さんが一人で脚本を書いているから成せる業なのですが、さすが藤本先生だなぁ~と、ただただ感服しました。

信西は・・・先日亡くなった頼長もそうだけど、権力を持つとみんな生き急ぐのでしょうかね。
清盛の不在時に襲われるとは。
どうも、藤原信頼役の塚地武雅さんが出てくると笑っちゃうのですが、このキャスティングはどうだったんだろう?
「義朝、塚地にそそのかれちゃうの!?」っていう雑念が入ってしまいます

来週は「平治の乱」。
なんだか保元の乱から、あっという間にまた山場のシーンが来ましたね。

______________

来週、リアル視聴はしますが、感想アップは少し遅れるかも?です。
聴きたいラジオ番組が21時からありまして・・・。
東京だけの放送なのですが、「●ーホール」でもしかしたら聴ける可能性が!(来週、チャンネルに入っているといいなぁ~←ひとりごとです)
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