書店員ミチルの身の上話 第６話

第６話　「疑念」

竹井輝夫（高良健吾）は、ワンボックスカーに古川ミチル（戸田恵梨香）と高倉恵利香（寺島咲）、そして遺体となった上林久太郎（柄本佑）を乗せ、ミチルには自分のマンションで休むようにと言う。
ミチルは「あのマンション引き払いたいんだけど」と言うが、竹井は「それは止めた方がいいよ。入居してすぐ引っ越すなんて不自然でしょ？怪しまれるよ」と言う。
そして「あそこはあのままにして、ミチルちゃんは僕の部屋で暮らせばいいんじゃない？でも毎日通って風は通した方がいいかな。それと、ベランダに洗濯ものを干すとか」と言ってミチルをマンションまで送り、竹井と高倉は遺体をどこかへ運んでいく。
翌朝、竹井は「大丈夫、全部片付いたよ。ミチルちゃんは心配しなくていい。今日はエアコンの取り付けでしょ？ちゃんとマンションに行くんだよ。普段通りに、ね」とミチルに優しく話しかける。
その頃、豊増（新井浩文）は、妻・妙子（遊井亮子）からカード明細書の中の不明朗な支出について問い正され、大学の同期から頼まれてカードを貸していたと嘘をつく。
ミチルは日中、自分のマンションで落ち着かなく過ごしていると、豊増から電話があり、「変わりはない？」と尋ねられて「別に、ないけど」と答え、「これからそっちに行っていい？」と聞かれるが「ダメ！これから出掛けるから」と言って慌てて電話を切る。
その夜も、竹井のアパートで寝ることにするが、なかなか寝れないミチルを見て竹井はワインを勧める。
しかし、久太郎が死んだ日にワインを飲んでいたことを思い出したミチルは気分が悪くなり、「竹井、無神経だよ！」と怒る。
すると竹井は、笑みを浮かべながら「無神経なのはミチルちゃんでしょ？（バイト先を変えたことを知らなかったことを引き合いに出し）一緒に住んでる人間に対して無関心なのは失礼だよ。無関心は人を傷つけるんだよ」と話す。
ミチルは、豊増に紹介されたバイト先で勤めることにし、豊増と会うが、豊増は久太郎に住所を教えたことについて「教えるべきだと思ったの。いずれ僕たちが一緒になるとしてもさ、上林君とは一度は話し合わなきゃいらない時が来るだろうし、逃げてばかりじゃダメでしょ」と弁明する。
ミチルは「それはハッキリ別れ話をさせるため？それとも、久太郎に私を連れ戻させるため？」と尋ねると、豊増は「それはミチルちゃんが選択することだから、僕に決める権利ないよ」と言うため、ミチルは不機嫌になり「でも久太郎は来なかったよ」と嘘をつき、豊増に対して持っていた熱情は急速に冷めていく。
長崎では、立石武子（タテブー／濱田マリ）が地元の宝くじ店で２億円が出たことを聞きつけ、ミチルが持ち逃げしたのではないかと疑っていた。
そのタテブーの話を聞いた初山（安藤サクラ）はミチルに電話でその話をし、「久太郎とうまくやってる？」と尋ねてくるが、ミチルは久太郎は来ていない事、そして豊増とは別れるつもりである事、そして「（東京の生活は）寂しいよ。海のにおいが恋しい」と話す。
夜、ミチルは竹井から「高倉さんをここに呼びたいんだけど。彼女ちょっと心配なんだ。あれからずっと引きこもっていて・・・しばらくここで一緒に暮らそうよ」と提案されるが、「嫌！」と拒絶する。
２か月ぶりに長崎に出張に来た豊増だったが、妻から電話が入り、「お金なんかどうにかするからさ、絶対・・・離婚なんて言うなよ」と血相を変えながら電話で訴えるが、電話を切られてしまう。
その夜、豊増はホテルで立石と一緒に過ごすが、立石にミチルと付き合っていることがバレ、「今夜は全部吐き出さない？楽になれるかもしれないし」と優しく立石に言われた豊増は、使い込みがバレて会社には戻れないし妻にも知られたことを打ち明け、「魔がさして、調子に乗り過ぎた」と話す。
すると立石は「若い子は全部持ってくね。敵わないわ。古川さん、２億円当たったって話よ、宝くじ。まぁ噂だけどね。お互いに貧乏くじ引いたって事だ」と苦笑いしながら話す。
東京に戻った豊増はミチルの元を訪ね、「ミチルちゃん、僕と一緒に逃げて」と言い出し・・・


というような内容でした。

今回も「竹井、怖い！！」と思ったけど、終盤は「タテブー、キターーーー！！」というのが大きく（笑）
タテブーは、嫉妬に狂って２億円の事を話したのではなく、何気なくため息まじりで話していたようだけど、見事に豊増が食いつく、食いつく
（タテブーは、豊増がそんな所に反応しているとは気付いていないようですけどね）
こうなると、タテブーも可哀想に思えてきました。
それもこれも豊増が悪いのですけどね

豊増は、あんなに浮気をしていても、一番好きなのは奥さんだったってことかなーと思ったのですが・・・
奥さんから電話が掛かってきた時、すごく焦っていましたよね。
でも、ミチルの２億円話を聞いた瞬間に顔色が変わって、ミチルの元に行って「一緒に逃げて」って言ったところを見ると、やっぱり「お金」というか「自分さえ良い環境に居られるなら、相手の女は誰でも構わない」ということなのかな
やっぱり最低な男だ・・・

前半～中盤は、やっぱり竹井が、気持ち悪いほど冷静で怖かったですね
「普段通りに、ね」なんて・・・普段通りにできるあなたが怖いです！！
まぁ「無関心は人を傷つけるんだよ」という言葉だけは、まともでしたが・・・。
さすがの高倉も、なんだか病んでいる様子。
ですよね～、自分が殺したんですから。
そんな久太郎を殺した高倉とは、さすがにミチルは一緒に住めないですよね
竹井は何でそんなことを・・・自分が死体遺棄した事の口封じのため？
いやぁ・・・怖いです

ミチルは、やっと豊増と別れようという気持ちに傾いてきたようですが・・・。
予告編に500万円が出ていたけど、ああいう男って500万円もらってもまたタカってくるような気がするのは私だけ？
ミチル＝竹井の関係性にしても、やっぱり男女の関係って曖昧なままズルズルさせて、期待を持たせることをしちゃいけないのね・・・
って、そんなことで悩むほど私はモテたことないですけど

大森さん（ナレーションのダンナ様）、早く助けてあげて～！！

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