emitanの心にうつりゆくもの

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アイムホーム 第4話

2015-05-08 15:20:46 | 2015春ドラマ
第4話 「僕が“熟年離婚”させた夫婦!?単身赴任のあやまち…」

※あらすじを書き留めながら感想を書きたいと思います。

家路久(木村拓哉)は、記憶を取り戻すために事故の時に単身赴任で住んでいた町を訪ねるが、自分の事を覚えている人はほとんどいなく、酔って以前住んでいたアパートに行ってしまい、鍵が開いていたため部屋に上がり込んで寝てしまう。
翌朝起きると、そこには現住人・徳山正夫(平泉成)がいて、すぐに久と徳山は意気投合し、久は自分が記憶喪失になった事を打ち明け、徳山は経営していた会社を倒産させてしまって妻・葉子(市毛良枝)が家を出ていってしまった事を話す。
帰り際、久は自分の名刺を渡して帰る。
久は、会社帰りにサッカークラブに行っている息子・良雄(橋來)を迎えに行くが、先生・本城剛(田中圭)から良雄が小学校受験のためにサッカーを辞めないといけないと言っている事、そして「僕は才能ないから」と言っている事を聞く。
帰宅した久は妻・恵(上戸彩)に、良雄がサッカーを続けたがっているから受験は止めないかと話すと、恵は激怒し、事故前に久のたっての希望で受験をする事にしてこれまで頑張ってきたことを聞かされる。


良雄にお受験をさせたがっていたのは久・・・
学歴コンプレックスとかがあったのかな?
恵は、今まであまり久に対して怒らなかったけど、今回から急に怒りだしたような・・・
無断外泊にも怒っているとか?
まぁ、お受験のために良雄に塾通いをさせていたために自分の事は犠牲にしていたという思いは分かるので、これまでのフラストレーションがたまっていたのでしょうね

久は単身赴任していたようですが・・・
今回は何度も徳山の所を往復していたけど、毎日通うには大変だけど日帰りをしようと思えばできる圏内だったということ??


久は、徳山から電話で、過去に葵インペリアル証券の仲介で徳山の会社・徳山通販はコバルト通販を吸収合併したが、合併早々にコバルト通販に不祥事が発覚して倒産したことを聞かされる。
当時徳山通販を担当していたかつての部下・第一営業部の黒木仁(新井浩文)に尋ねると、黒木は「昔のあなたは、潰れた会社を気にするような人じゃなかった。随分いい人になったんですね」」と言われる。
徳山の元に行って土下座をして謝ると、徳山は久を許し、買収失敗の原因は自分にあったと話すが、久は徳山の部屋に妻・葉子を描いた絵がたくさんあることに気づき、葉子の事を調べ始める。
葉子は都内のカフェで働いており、久は会いに行くが、葉子は「ホントに何も覚えていないの?あなたよ!あなたのせいで私は戻れないのよ!」と言って久に水をかけて追い返す。
黒木に再び徳山通販の件を尋ねると、一年前に合併に反対する徳山を説得するよう専務である葉子に強く働きかけたのは実は久の方で、赴任先で徳山通販に注目してコバルト通販の買収を思いついて葉子を強く説得した事、コバルト通販と久はかなり通じた仲だったという事、その頃久は本社に復帰したくて焦っていた事を聞かされる。


土下座をしたり水をかけられる木村君・・・
木村君として考えたらすごい映像なのだけど、久になりきっているから、そういう事は全然気にならなくて、「久って、よっぽどヒドイ人間だったんだな~」と思えるというか。
先週は「過去の久の良い面」を知ることが出来たけど、今回は「過去の久の悪い面」のエピソードの方が多かったですね~。
コバルト通販が欠点を抱えていた所まで知っていたのかは分からないけど、何らかの事情で久は強引に合併を進めた・・・
茨城支社に行ったのは左遷?で、早く本社に復帰したくて実績を作りたかったという事??
左遷の経緯も、そのうち出てくるのでしょうね。
黒木が久に話したことは、全部が全部真実なのかは分かりませんし(久の事を黒木が良く思っているようにも見えないので)。


久と恵と良雄は、受験のための幼児教室で行われている面接模擬試験を受けるが、良雄は久は休日に急に出掛けて帰ってこないと話してしまい、久は慌てて取り繕おうとするがボロが出てしまい、先生から怒られてしまう。
久は恵から、単身赴任する少し前に久は良雄に「サッカー選手になれる人は、サッカーが一番上手い人だ。チームでも東京でも、それ位サッカーが上手くないと、サッカー選手にはなれない。そういうの才能って言うんだ。たぶん良雄には才能はないと思う。だからお前はサッカーでは勝てない。良雄はお受験で勝て!お父さんな、家の事情で行きたい学校にも行けなかった。だから今、人の3倍努力しないと勝てない。良雄にはそういう思いをさせたくないから」と言っていた事を聞かされ、恵はそんな久の事を受け止めていてそっと久の手を握るが、恵の顔にはやはり仮面が被っていた。
久は、居たたまれなくなって脳外科医・筑波良明(及川光博)に泣き言を言うと、筑波は「脳外科医の仕事をしていますと、日々瀕死の患者さんを診ます。そうすると人間生きている自体が奇跡だと思えてきます。その人間が誰かを好きになる、そしてその相手も自分の事が好きになる、これはもうほとんど天文学的な奇跡です。でも少なくともあなたには、手を握ってくれる奥さんがいます。その奇跡を大切にしていけばいいんじゃないですか?」と言われる。


幼稚園生の時からサッカーの才能が無いと言ってしまうなんて・・・。
確かに、サッカーでも他の競技でも、プロになれるのはほんの一握りですが・・・。
私は、小さい頃はピアノの先生になりたくて、小学生の時は学年を代表して合唱の時にピアノの伴奏をしたりとかしていましたが、中学生になって「自分よりも上手い人は世の中にたくさんいるんだ」という事が分かって、急速にヤル気が失せていきました
小学生の時は楽しく弾いていたのですけど、中学~高校生の時は弾くのに苦痛も感じていたかも(何故私は弾いているんだ?みたいな)。
良雄も、小さいながらも父親の言葉で傷ついて、ヤケになっていたかもしれないですね。
久の言う学歴の壁というのは、一流企業ならあるのかもしれないけど、そのために早くからサッカーを諦めさせて、しかも諦めさせるための言葉が「才能が無い」は・・・
やっぱり相当ヒドイ男だった・・・というか病んでいたのかな?
今はその言葉はダメだったと後悔しているようですけど。


久は葉子に会いに行き、土下座をして、徳山に顔を見せるだけでもいいからと言って徳山の住むアパートへ連れて行く。
久が「徳山さんの描かれた葉子さんの絵、この間拝見しました。何枚も何枚も描かれてた。どれも本当に丁寧に。あれが徳山さんの愛情だと思うんです。僕は妻の顔が描けません。事故の後、妻の顔が分からないんです。僕のせいで何もかも失ったかもしれませんけど、お二人にはまだ確かな結びつきみたいなものがあるじゃないですか。だったら、それ大切にした方がいいと思うんです。戻ってあげてください、葉子さん」と二人に話すと、葉子は自分のせいで会社を潰してしまったと謝ろうとするため、徳山は「言うな!あれは俺の判断ミスだ。一世一代の不覚だった。全部俺が悪い。俺が間違ってた。まぁでもいいじゃないか。俺にはお前が残った。若い頃と一緒だ。それで十分だ」と言葉を掛ける。
幼児教室の模擬面接がまたあり、良雄は休日に父親としている事を嘘を交えて元気に話すが、久は「もういいです。ありがとうございました。失礼します」と言って会場を抜け出し、恵に「将来どうなるかなんて誰にも分からない。僕みたいに勝つために必死になってやってきても、いきなり事故に遭う事だってある。だからせめて今は良雄がやりたいって思う事をやらせてあげたい。熱中しているサッカーを辞めさせたくない。お受験やめよう。頼む」と言って頭を下げる。
・・・僕にはその顔がほんの少し笑っているように見えた。取り返しのつかないことが世の中にはある。だけどこうも思う。やり直しのきかない事は、そんなに多くはないと。この仮面だって、いつかは・・・


事故に遭って記憶を無くして、仕事も閑職に追いやられて悪い事もあったけど、
こうして気づくこともたくさんあって、やり直し始める事も出来て・・・。
事故前の久は、がむしゃらに生きてきた結果周りが見えなくなってしまっていたのだろうけど、
実は「これじゃいけない」という思いも心の奥底ではあって、それは考えないようにしていたとかそういう感じなのかなぁ?
徳山が「自分が悪かった」と過去の倒産の責任を一身に背負う事で、大事な人(葉子)を守り、大事な人との生活を再スタートした姿に久は触発されて・・・
これで良雄も久に心を開いていくかもしれませんね。

来週は久の母親の事も描かれるようで・・・
仕事人間で競争ばかりしていた久が、どういう背景で生まれたのか気になっていたので、来週もとても楽しみです。
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